作・演出 深津篤史
出演 亀岡寿行、はたもとようこ、三田村啓示(空の驛舎)、
森川万里、橋本健司、長谷川一馬、川井直美、
寺本多得子、出之口綾華
AI HALL 30日15:00開演 自由席(3列目で観劇)。
あらすじ
宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を下敷きに、
生と死の問題をファンタジーの要素を込めて描いた作品。
深津の長編新作は2年ぶり。
エキスポランドにあった絶叫系ジェットコースター、
ダイダラザウルスに想を得て、
スリリングでノスタルジックな乗り物ながら
必ずスタート地点に戻ってくるというコースターのイメージを、
死者が旅する銀河鉄道に重ね合わせて紡いだ作品。
主人公の男が銀河鉄道で
死者や過去の知人たちと出会いながら旅をして…
というロードムービー風の舞台。
「死を描きたいと思ったとき、真っ向から取り組むのではなく、
軽やかに、ファンタジーの要素を入れて書いた方が、
より深くなると思った」と深津は話している。
(産経新聞より)
桃園会 第40回公演、「ダイダラザウルス」。
会場には受付開始10分くらい前に到着。
中で待たせてもらおうと思ったが・・・・自動ドア、開かず・・・・。
寒いやん・・・・。(>_<)
受付時間となり中へ入り、開場までロビーで待つ。
開場となり会場へ向かう。
途中、深津篤史さんとすれ違う。
客足が気になるのか、それとも知人か誰かを迎えにか。
会場の中へ入ると、9段の階段がお出迎え。
なんじゃ、この威圧感は!
む、む、む、負けるかっ!
なんて、意味不明な気持ちを抱き、3列目のセンターをゲット。(^_^;)
ここでも9段目となると見上げる格好に・・・・。
もう2列くらい後ろが観易かったか?
いや、それは負けを意味する!
なんて、また意味不明な気持ちになり、席は変更せず。(^_^;)
いつものように(読書用の)本で席取りをして
一服しに会場外へ。
途中、深津篤史さんを再び見る。
・・・・誰かを待っている感じではないなぁ。
やはり、客足なんだろうか・・・・。
大丈夫、大丈夫、これまで培ってきたことを信じなさいよ。
なんて、偉そうにつぶやいてみる。(^_^;)
本公演、劇団員の紀伊川淳さんが体調不良により、
急遽、空の驛舎の三田村啓示さんが代役に。
これにより、当初の内容とどう変わったのかは分からない。
三田村啓示さん演じる男1は上手から動かず。
手には台本(かな?)を持ったままの演技でした。
で、・・・・???わかんねぇ~なぁ~。
あらすじに書いた内容を読むと、
あぁ~ってうなづける部分はあるんだけど、
終演後にそれは全く分からない。
分かっていない・・・・全くでもないか。(^_^;)
ダイダラザウルス。
ザウルス?
恐竜?
恐竜がどうなるの?
って感じ。
全然関係ないんだよね、これ。
万博(エキスポランド)のジェットコースターの名前だと
劇中で分かるんだけど、風神雷神では?と。(^_^;)
ダイダラザウルスという名前の時は知らない。
風神雷神が頭に浮かんだので、あの事故が下敷きにあるのかと。
でも、阪神淡路大震災か?
福知山線の脱線事故か?
頭がぐわん、ぐわん。
まぁ、結局は1つだけを取り上げた訳ではないってこと。
「銀河鉄道の夜」は読んだことないしね・・・・。
読んでいれば、少しは理解できた部分はあったんだろう。
桃園会の公演は今回で4度目。
初見時の公演も分からなかったが、それ以上に今回は・・・・でした。
ダメだなぁ・・・・。(>_<)
何がどうなのか。
そこが分からなくても、この緊迫感、締め付けが
好きで足を運んでいる部分もあるんだけど、
やっぱり分かりたいんだよねぇ。
でも、分かんないんだよねぇ。
死と生。
多分というかおそらく、描かれているというか、
感じてもらいたいというか、そういった半分も理解は出来ていない。
(4分の1か?1割くらいかも・・・・)
理解できる頭が欲しいです・・・・。(>_<)
以下は終演後にキーワード?って感じで書きとめたもの。
夜の遊園地
カッパ
お祭り
15年前
4時45分
京都(御所)
ビートルズ
レルター・スケルター
サザンクロス
病院
キーワードでもない言葉もあるだろうけど。
この言葉がそのままの意味である場合と
何かの置き換えとして用いられている場合とがあるんだろうなぁ。
あとは深津篤史さんの実経験というか
過去のエピソードというか、そういうものあるんだろうなぁ。
言葉にならない言葉を活字にして。
音楽にして。
だったかな?(^_^;)
ちょっと意訳があるかな?
なんとなくだけど、深津篤史さんが背負っていることかな。
まぁ、深津篤史さんだけでなく、
何かしらの表現者には当てはまることかもしれない。
それか、そうあって欲しいという願いかもしれないな。