城島日記

城島日記

久留米市城島町で仕事と親の在宅介護に追われるおっさんの日記

Amebaでブログを始めよう!
ちょっと野暮用で唐津市まで行ってきたので、そのついでに筑肥線の駒鳴駅を訪問してみた。



筑肥線は福岡市の姪浜駅から西唐津駅までの電化区間と、唐津線と共有の山本駅から伊万里駅までの非電化区間に分かれている。このような形になったのは私が中学3年生だった1983年で、それまでは博多駅から山本駅まで直に繋がっていて非電化だった。それが福岡市内の博多駅から姪浜駅までが廃線となり、福岡市営地下鉄空港線に姪浜駅から乗り入れるようになっている。

この駒鳴駅は非電化で残った山本駅と伊万里駅の間にあり、本来の用途はこの周辺にあった唐津炭田の石炭輸送用だったため昭和30年代のエネルギー革命で役割を終えているんだろうけど、当時の国鉄赤字路線の廃線選定は路線単位の経常収支で行われているので、福岡市近郊の収支が良好だった筑肥線はこの区間も廃線を免れている。



Wikipediaなどで調べると1日の平均乗車人員は十数名しかなく、残す合理的な理由はないんだろうけど、周辺には民家も殆ど無いのに明らかに清掃されているホームを見ると地元の人にとっては意味があるんだろうなと思う。(負担になってるかもしれないけどw)

駅舎もないのに絵になる駅だなあと思っていたら、森田芳光監督の遺作となった映画「僕達急行 A列車で行こう」のロケ地らしい。

#1枚目の写真、撮影してる時は左下にポテチの空き袋が落ちているのに気づかなかった。