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抗がん剤治療開始

またまた気まぐれで。。。もう2ヶ月以上経ってしまった。。。

 

 

 

またもや前回からの続きです↓

 

 

 

2022/12/14 再入院。翌日から抗がん剤治療開始。

 

入院初日はまず、ポートを体に埋める手術。

 

私の場合、抗がん剤治療が長く続くであろうことから、ポートを入れた方が楽だと言われた。

 

ポートを入れる手術は30分程度で終わったが

 

部分麻酔での手術は初めてで。。。そしてまーまーな手術だし。

 

抗がん剤開始前にまず1ビビり。

 

問題なく手術を終え、痛みもそんなになく第一関門クリア。

 

と思ったら、なぜか婦人科で胸のマンモとエコーの検査があると伝えられた。

 

ん?なんで??

 

言われた通り婦人科に行き、先生から話を聞くと

 

「乳腺にシコリみたいなのがあって、もしかしたら腫瘍かもしれないので検査します」と。

 

えっ?えええ???

 

まじか。。。何でよ。もういいよ、いっぱいだよ。腫瘍いらないよ!!!

 

もう、どうにでもなれ!という気分だった。

 

1個も2個も3個も同じだ!!くらいに投げやりな気持ちになった。

 

どこまで最悪なんだろう、何なん?私の人生こんなんか。。。と涙も出ないほど途方に暮れた。

 

検査も終わり、ようやく病室でゆっくりできたのはもう夕方で薄暗くなっていた。

 

 

 

もし乳腺にも腫瘍があったら、抗がん剤の薬が変わるのかな?増えるのかな?

 

私の身体、どうなっちゃうのかな。。。具合悪くなってぐったりする日が続くのか

 

髪の毛全部抜けちゃうのかな。。。?

 

不安で不安で仕方なく、不安という言葉しか出てこなかった。

 

 

 

化学療法科は外科病棟と反対側で、見える景色が前と違った。

 

外科病棟の方が眺めが良かったなーなんて思って気を紛らわせてみたり。

 

でもぜんぜん紛れない。。。

 

ご飯は普通に食べれたし、もう早く寝てしまおう。

 

この日は疲れ果ててすぐ眠れた。笑

 

 

 

 

翌日、いよいよ抗がん剤投与の時間。

 

先生が来て、まずは昨日の結果報告。

 

乳腺の結果はシコリで腫瘍じゃないから大丈夫と伝えられた。

 

あー良かった!と一安心したのも束の間

 

腰の辺りの骨に2ヶ所転移があるんだけど、聞いてる?_

 

と軽いノリで言われた。笑 おいw

 

骨にも転移って。。。 チーーーーーーーーン  もう、何でよ。

 

骨に転移があっても、抗がん剤の薬はこのままで、骨の腫瘍にも効くとのこと。

 

まぁ抗がん剤がそのままならいいか。と、もう感覚がおかしくなってる。笑

 

 

 

看護師さんが来て、薬の説明等されて、いよいよ投与開始

 

ポートに針を刺すのが結構な衝撃で、せーのっ「ドスッ」て感じ。

 

毎回これか。。。とちょっと嫌気がさす。

 

でもこれやらないとね。

 

 

 

 

アレルギー抑えと何かと何かと。。。と全部で6種類の薬を2〜3時間かけて投与される。

 

最初のアレルギー抑えの薬の副作用は眠くなるので、投与中はほとんど寝ていた。

 

投与が終わって、意外とダルさとかはなく普通に元気だった。

 

ただ、1つの薬の副作用が手足の先や喉の痺れというのがあり

 

冷たい水とか冷たいものを触ると痺れる、冷たい飲み物を飲むと喉が痺れる。

 

これはすごい違和感があった。

 

うっかり忘れていつも通りに水を飲むと喉がヒャーーーーってなった。

 

手を洗うのも水だとヒャーーーーってなる。

 

これじゃあ海入れないね。。。悲しい。。。

 

 

 

 

夕方、主治医の先生が来て「どぉ?」と。

 

痺れはまーまーだけど、気持ち悪いとかダルいとかはなかったので

 

「意外と大丈夫です」と答えた。すると先生が

 

「でしょ?みんなドラマとか見すぎて副作用が怖いって言うんだよね」と。

 

確かにそうかもしれないけど、怖いもんは怖いよ。

 

先生は患者さんいっぱい診て知ってるかもしれなけど、経験ないじゃん。

 

言うのは簡単だ。

 

 

 

抗がん剤投与後、4〜5日様子をみて問題なければ退院できると。

 

私はもちろん問題なかったので、なんなく退院できた。

 

これでしばらく入院の予定はない。

 

ようやく自分の家で日常の生活が送れる。

 

前とは全く違う生活スタイルになるけど、やっとやっとゆっくりできる。

 

 

 

 

どうか、抗がん剤で腫瘍が小さくなってくれますように。

 

 

 

 

 

抗がん剤治療開始まで

気まぐれブログの為、久々の更新です。。。

 

 

 

前回からの続き↓

 

 

 

抗がん剤治療開始の入院まで9日間ほど

 

1ヶ月ちょっとぶりに自宅でゆっくりできる。

 

ストーマも造設されたし、普通のご飯も食べれる。

 

やっと少し、普通の生活に戻れた気がした。

 

 

 

 

ストーマなので、一応食べ物の注意点はあるけれど、そこまで厳しくはない。

 

例えば、繊維質の多いものを摂りすぎない、刺激の強いもの、生物は避けましょうとか、その程度。

 

たまに結構辛いのは食べちゃうけど。。。問題なし。笑

 

癌になって、改めて食事は大事だと思い、色々調べたり、本を買ったり

 

友人が本をくれたり、情報を教えてくれたり。

 

そういった事を踏まえて、これからの食生活をどうしていこうかと考えた。

 

まずは、添加物を極力避けるようにと、できるだけ無農薬、オーガニックな

 

食材を食べるようにと心がけるようにした。

 

もともと、コンビニのお弁当とかは食べないし、自炊もそこそこするので

 

その辺は難なくクリアできそうな感じ。

 

オーガニックな食材を探すのが大変かな。。。調味料にしたって、添加物いっぱいだしねぇ

 

 

 

 

あとは、「糖質ががん細胞を育てる」という話を聞いたので、癌に勝つレシピなる本を買い

 

ケトン食療法をやってみようと。

 

一日の糖質摂取量を40〜60gに抑えるというのは流石に厳しすぎるので

 

一日の糖質摂取量を80g以下(セミケトジェニック)でやることにした。

 

お米も小麦も糖質。根菜類も糖質。もちろんフルーツも糖質。

 

一体何を食べたらいいんだろう。。。

 

上質なオイルとタンパク質で栄養を摂るということ。

 

うーん。。。そもそも食べることが好きなので、メンタルやられそう。。。

 

お肉か魚、豆腐、葉野菜サラダにオリーブオイルと塩、わかめ、ひじき、

 

こんな感じで食べていたけど、それなりにカロリーを摂るには

 

結構な量を食べなくてはいけなくて、でもそんなに量を食べれず、体重が激減。

 

パワー不足を感じたので、これは私には合わないなと思い、ケトン食療法は断念。

 

美味しいものを食べるのが好きだし、美味しく楽しくご飯を食べるというのも

 

癌治療には必要なことだと自分なりに実感した。

 

 

 

 

もともとスパイスが好きだったり、アーユルヴェーダには興味があったので

 

これを機に、アーユルヴェーダを学び始めた。

 

サーフィン仲間の方がアーユルヴェーダサロンをやっていて、講座も開いているので

 

早速、基礎講座を受け、その後に食事学の講座も受講した。

 

ここでは詳しく書ききれないけど、アーユルヴェーダは本当に深いなぁと再確認した。

 

何千年も前からの知識、知恵、哲学が詰め込まれている。

 

そして、これを元に漢方医学、中医学ができたと言われている。

 

 

 

 

病院でもこういう治療を取り入れたらもっと良くなるのでは?と思うけど

 

なぜか病院の先生はこういった治療法を認めないのよねー

 

権利とかお金の問題なのか?笑 あー。。。陰謀論w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予後の話

10月末、膝に入ったボトルを抜く為の入院から一か月くらい

 

検査と入退院を繰り返し、怒涛の日々だった。

 

”まさかこんなことになるなんて” ”なんで私なの?” と、何度思ったことか。

 

ストーマの手術も無事に終わり、経過も順調で

 

なんとなくひと段落な気分になり、退院して自宅に戻ったら、涙が止まらなくなった。

 

 

 

さて、これからどうしよう。まだ終わったわけではない。

 

 

 

退院前に、化学療法科の先生から今後の話。

 

予後の話も含め、抗がん剤治療をしていくのか、緩和ケアに入るのか。

 

抗がん剤治療せずに緩和ケアで過ごすなら、あと6ヶ月くらい。

 

抗がん剤治療をしていくなら、あと24〜36ヶ月。

 

要は余命宣告ってやつ。

 

ネットで調べたり、前の先生からもなんとなく聞いていたので、わかってはいたけど

 

こうやって先生から言われると、やっぱりキツい。

 

隣で聞いている母も辛いよね。。。

 

 

 

 

どうしようも、こうしようもない。流石に6ヶ月じゃどうにもならない。

 

とにかく、抗がん剤治療をしなければ。 少しでも命を先延ばしにしなければ。

 

先生に抗がん剤治療を希望すると伝え、次の入院の予約をして一旦退院した。

 

 

 

 

抗がん剤治療なんて未知の世界。

 

テレビやネットで、副作用の辛さや見た目の変化など

 

色々な情報はあるけど、実際どうなのか。自分はどうなってしまうのか?

 

 

 

 

抗がん剤治療で抜けるであろう髪の毛の衝撃を軽減しようと

 

腰まであった長い髪を、結べるギリギリの肩くらいまでバッサリ切った。

 

 

 

 

どうか、抗がん剤が効きますように。

 

腫瘍が小さくなってくれますように。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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