横浜、新潟・永田に正式オファー“争奪戦”参戦(スポニチ)

 横浜が来季の新戦力として新潟のDF永田充(27)の獲得に乗り出したことが18日までに分かった。クラブ関係者によると、すでに正式にオファーを出したという。

 今季限りで新潟との契約が満了する永田には、すでに浦和、大宮のほか、FC東京も正式に獲得オファーを出しており、センターバック補強を急務とする横浜も争奪戦に参戦した形だ。

 永田は1メートル86の長身で高さはもちろん、俊敏性や判断能力の高さも併せ持つセンターバック。ロングフィードの正確性にも定評があり、今年9月にはケガで離脱した闘莉王の代役として日本代表にも招集。同7日のグアテマラ戦では途中出場ながら念願のA代表デビューを果たした。J屈指のセンターバックをめぐる争奪戦。永田の決断に注目が集まる。


新潟DF永田獲り参戦…横浜M(スポーツ報知)

 横浜MがDF強化のため、日本代表候補DF永田充(27)=新潟=とDF小林祐三(25)=柏=の獲得に乗り出すことが18日、分かった。広島の日本代表DF槙野智章(23)獲得に動いたが、断られ方針転換。特に永田はすでに浦和、大宮などが獲得に乗り出しており、争奪戦に加わった形だ。

 184センチと長身の永田は判断力やフィードに定評があり、9月の代表合宿にも招集された。一方の小林はセンター、サイドなど複数ポジションをこなし、身体能力も高い。2人とも主力だが、今季で契約満了のため、移籍金ゼロで獲得できる。

 2人には関係者を通じ獲得の意思は伝わっている。すでにF東京など2クラブに断りを入れたという永田は「マリノスから話があることは聞いている。新潟も素晴らしいクラブだし、残ることも含めて考えている」とし、リーグ戦終了後に結論を出す見通しだ。

 横浜Mには松田、中沢、栗原といったJ屈指のDFがいるが、次世代を担うDFの補強を急務としている。「(中沢、栗原の)センターバック2人が代表だし、そこに来る勇気を持つかどうか。ポジションを奪ってやろうという気持ちがないときつい」と木村和司監督(52)。J発足以降、代表DFを輩出し続けるクラブに新たな“顔”が誕生するか。