おたかさん | 道の駅みくたけ

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思いたったら吉日、気のみナナなブログです♪
ですが、内容と関係ないコメントはシカトします。

元衆議院議長、元社民党党首の土井たか子さんが20日に肺炎でお亡くなりになり、28日に発表されました。

大学の講師より、1969年に当時の日本社会党より衆議院に立候補し当選。


以後12回当選しますが、1996年に女性初の女性党首となり、1989年には参院選で自民党の過半数割れし、社会党が第一党となり「山は動いた」という名言が生まれますが、衆議院では及ばず女性初の首相は夢と消えます。


その後もおたかさんブームが続き、1990年の第39回総選挙も社会党が大勝しますが、連立していた公明党と旧民社党が距離を置いたため、衆参で自民党の海部氏が首相指名を受けます。


1993年には、非自民の細川内閣が樹立すると土井さんに衆議院の議長に推す話となり、政権史上初の女性議長の誕生となります。


議長に就任の際に、慣例であった〇〇君から○○さんと呼んだのも土井さんが初めてとなります。


1994年に自民党、新党さきがけとの連立政権を組んだ頃から風向きが変わってきます。


翌1995年の第17回参院選に惨敗し、1996年には社会民主党に改称します。


その後も凋落していきますが、2005年の第44回総選挙でついには落選となり、事実上政界引退の状態となりました。


その後も政治活動は続けていましたが、ここ近年は体調もすぐれていなかったようです。


政治家になる以前も、地元の神戸市で女性初の人事委員をやったり、女性としてのパイオニアでもあり、護憲に尽力を注いだ方でした。


「やるっきゃない」とか「山が動いた」などの名言も残されています。


政党を超えて、言いたい事は言える数少ない政治家で、見ていて気持ちがよく好きでした。


一部では出処が云々の書き込みもありますが、そんな事は度外視して、日本版サッチャーとも云われた土井さんみたいな政治家は現れるのでしょうか?


心よりご冥福をお祈り申し上げます。



土井たか子


ではまた♪