竜宮城のタコのお話 | みころぐ。

竜宮城のタコのお話

初日公演なんとかなった!
mikoですこんばんは。何時間もめちゃくちゃ緊張していたのでめちゃくちゃ疲れた…!
大きなお花を頂いてしまって感激。
ほんとにありがとうございました…!

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すっごい緊張したんだけど、なんとかなった、と思うよ!パン役とか竜宮城のタコ役よりはなんとかなってると思うよ!
そういえばひとつ前の記事で書いた通り、わたしは演劇をやったのって幼稚園以来で、しかもおだんごぱん(要するにパン)の役とかタコの役とかしかやってなくて、人間の役をやるのは人生初なんですねこれ。すげー進歩w

舞台のお話をしてしまうと、残りの公演のネタバレになってしまうので、今日は演劇にまつわる昔のみこさんのお話を。
パン役を選んだことは全く記憶にないのですが、タコ役のことははっきり覚えていて!
5歳当時のみこさんの、幼稚園の劇でのお話です。

浦島太郎の劇を保護者に発表する、ということで(専ら当時は浦島太郎劇をしなきゃならない目的すらわかっていなかったですが)、先ずは園のクラスのみんなでやりたい役を選んで、話し合って決めるわけで。
女の子達は当然ながらみーんな華やかな衣装の乙姫様がよくって、乙姫様を誰も譲らなかったのを覚えています。そうでなくても、こちらも衣装が華やかな侍女の役とか海の花?の役とかね。女の子は殆どがこの役だったんじゃないかな。
まあ、そりゃそうだよね。

で、みこさんはというと先にも書いた通りで、出番一瞬、台詞なし、華やかな衣装なしの、食事を運んでくるだけのタコ役だったわけですが(笑)、実は特に乙姫様とか侍女の争いに負けたわけではありません。
乙姫様役が決まらないでいる真横で、当時のみこさんは華やかな役には目もくれず、何故か自らの意思でタコ役に挙手し立候補。当然ながら、女子の不人気項目No.1だったのであっさりタコ役を頂きました。
先生に「本当にタコでいいの?」というようなことを聞き返されたのを覚えています(笑)。なんでタコが良かったのかは全く覚えていないのですが、わたしの中ではタコ役以外の選択肢がなかったのは覚えていて…。今思えば絶対一番楽で練習も少ない役を選んでいるのですが、一体当時のみこさんは何を思ったんだろうなあw
んで隣で乙姫様役が決まらないのを見て「おとひめさまかー…ふーん…」みたいな感じだったかと。超マイペースだったんでしょうねえ…。

で、先生以外でびっくりするのは当然ながらウチの両親でw
女の子達がみんな乙姫様とか侍女の華やかな役をやる中、自分の娘だけは何故かタコ役ときたら、まあ無理もないというか。
母親にも「タコが良かったの?」「どうしてタコを選んだの?」というようなことを車の中で聞かれたのも覚えているのですが、なんて答えたかはあんまり覚えていないんですよねー。
当時は他の子より成長が遅かった所為もあってか、自分の考えていることや思っていることを言葉にすることが苦手な子だったので、何も答えなかったんじゃないかなって気がします。

で、当日は一瞬の出番で、見に来た両親に
「お前の出番はあれっぽっちかよw」
と帰宅後に苦笑いされてしまう始末。子どもながらに「いやわたしが決めた脚本じゃないしそんな理不尽な」と思ったのも、理不尽という言葉を知らない当時のわたしがそれをどう言葉にしたら両親に伝わるかがわからなくて何も言えなかったのも、でもなんか言われっぱなしなのは納得いかないぞ、と思ったのもはっきり覚えていますw
まあ、でもタコ役を選んだのは紛れもなくアンタなんだから、その理由くらいはご両親に伝えてあげてくださいよ5歳のみこさん…。
永遠の謎になってしまうじゃないですか…。

↓タコ役をやった当日のみこさん(5歳)。
多分これはごはんを食べている演技の所じゃないだろうかと推測w


ちなみに頭のタコのイラストもみこさん(5歳)ご本人の作品ですw

当時からセンスなかったんだろうな・・・へったくそだな・・・

それから二十数年後のみこさんがまさかの主要キャスト(しかも人間)の役をやるとか!すごい進歩!
明日も頑張ります!よろしくね!

で、なんでこんな時間に起きているのかというと
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初日公演を無事終えたわたしを待ち構えていたのは大量の家内制手工業だったのであった…





おまけ。どうしても並べずにいられなかったみこさん劇的ビフォーアフター。
二十数年の年月は人をこうも変えるんですね。