僕の好きな漫画にドルフィン・ブレインというチョットマイナーな漫画がある。

あらすじを簡単に説明するとジェットスキーの事故によりイルカの脳を移植された少年カビラソクドが

美しいリゾート海岸の奥底深くで進められている巨大な陰謀に立ち向かうと言う話。

その作中にイルカの脳を移植され、イルカの脳が目ざめたソクドがこんな台詞を言う。



「イルカはよ・・・・・やさしくてよ

人間のことを好きな動物だって?

笑わすぜ

やつら・・・・人間との共生なんか・・・・・

かけらも望んじゃいねえよ

生きたいだけさ。そのために邪魔になるバカを消せってよ」



作者の主義主張に近いものもあるけど、

こういう考え方もあるんだと思わせる稀な作品。

今読んでもここの台詞は考えさせられる。

ちなみにロボトミー手術という言葉はこの作品が元で知った。

(人間の精神を脳を手術することによってコントロールしようと手術のこと)




著者:山田 玲司

タイトル:ドルフィン・ブレイン  より

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