こんにちは。GWは満喫されていますか?


鉄道旅するにはピッタリの季節になってきましたね(^∇^)



さて、明日は西日本8局特番の

「鉄道に恋して~地域のシンボルであるために~」

のオンエアがあります。


西日本各地の地方鉄道の現状を紹介し、地方の鉄道の将来に向けた可能性を探る番組で、


私はナビゲーターを務めさせていただきました!




ここは、岡山県三美咲町にある「片上鉄道」・吉ヶ原駅。


赤いとんがり屋根が可愛らしい、レトロな駅舎です。



かつて廃線になってしまった片上鉄道。


けれど、今、片上鉄道を愛する「片上鉄道保存会」の方々が、線路の一部を復活させ、毎月一回、車両を走らせているのです!


これが、鉄道ファンの人気を呼び、海外からのツアーが組まれたりしているそう。


線路の延伸作業や新たな駅舎の建設も始まっていて、今、とても熱いスポットです。




入り口のレリーフも星形で素敵…!(*^▽^*)



片上鉄道、名物車両、キハ702!


約80年も前に造られた車両で、コロンとした丸みのある顔がたまらない~!


今、日本でこの形のまま残っているのはたった2両のみなんだそう。


しかも現役でお客さんを乗せて走る事ができる車両はこの片上鉄道だけにしかないんです。


まさに、夢の車両!







車内も、木の床や、年季の入ったつり革、網棚など、とっても趣があっていいですねぇ。





特別に運転席に座らせてもらえて、大はしゃぎ(笑)



線路は300メートルと短い旅ですが、独特のにおいと音と、のどかな景色で、プチ旅気分を味わえました♪


延伸工事が終わったら、450メートルに伸びるそうですよ!



所変わって、こちらは広島駅~三原駅の瀬戸内海沿いを走る「瀬戸内マリンビュー」


土休日に一日一往復する観光列車です。


こんなにかわいいキハ40、見たことない!о(ж>▽<)y ☆


瀬戸内海にちなんだ、綺麗なブルーのボディ、丸い窓、浮き輪とオールがクルーザーのようですね。




車内もまるで船のよう!


車窓から美しくて穏やかな瀬戸内海を眺めつつ、鉄道旅を楽しみました(*^▽^*)



そしてこちらは広島市中心部から北部を結ぶJR可部線の沿線に住む地域の皆さんと。


可部線のうち、可部駅から三段峡駅は2003年に廃線になってしまったのですが、


地元の方々の熱心な存続運動のお蔭で、何と廃線になった一部の区間(可部駅から約1.6キロの区間)が復活することになったのです!


これは、日本で初めてのこと。まさに奇跡…!!


「鉄子の旅」の取材で、廃線になる路線をたくさん訪れていたので、この話は本当に胸が熱くなりました。


現在、地元の皆さんは、沿線復活に向けて、観光名所をつくろうと、古い神社を綺麗にしたり、ゆるキャラや、お土産品の開発など、皆で力を合わせて頑張ってらっしゃるところです。


復活する日が待ち遠しいですね…!



鉄道が地域を活気づけていく話を聞くと、とても嬉しくなります。


こういう明るいニュースがもっともっと増えていくといいな。


放送は

西日本8局特番「鉄道に恋して~地域のシンボルであるために~」

MBS(西日本8局) 2014年05月06日(火) 09:55~10:50


です。ぜひご覧下さい☆