私たちは、嫉妬という感情にどう向き合うべきなのか | 言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

わーい!

 

「大好き」と公言されました。

でも、ちょっと複雑。

だって、

「ミキティに嫉妬も感じる」って。

ミキティ動揺中。

大好きと嫉妬の同居とは!?

 

「大好き」と複雑な心境を伝えてくれたのは、

イベントMCを生業にしている

レースアナウンサーの若松さんこと、ワカさん。

 

私が最初にワカさんを知った時、

アナウンサーという肩書を見て、

わあ!と思った覚えがあります。

憧れの、本物。

 

インタビューする動画を観て、

「いいなぁ」って、

別世界の人だと思っていました。

 

そのワカさんから、

セルフマガジン請求とともに

「ファンです。大好きです。
このメールはラブレターです」

というメールをもらったのは今年の1月。

びっくりしたし、嬉しかったのを

覚えています。

 

確か、いただいたメールの中に、

「はっきり言って、嫉妬しちゃいます」

みたいな一言もあったような。

「好きです」の言葉が嬉しかったので、

「嫉妬」という言葉は

気にしていませんでした。

それに、本人に「嫉妬している」

と言えるってことは、健全だし、

社交辞令のようなものだと思ったので。

 

今回、ワカさんのブログを読んで、

「あれは本心でもあったんだ」

と思い出しました。

 

私は、「ミキティじゃなくてよかった」

と言われることは多いですが、

「嫉妬している」と言われたのは、

それも真正面からは、ワカさんが初めて。

ワカさん、すごい!と思いました。

 

こんな風に「嫉妬している」

と言ってくれる人とは、

仲良くできると思うんです。

 

苦手なのは、嫉妬していると口に出さずに、

さりげなく優位に立とうとする人。

 

そして、

嫉妬する相手のキャラをマネっこする人。

 

たとえば仮に、ワカさんが言う、

「天然ボケ」、「天真爛漫」

が私のキャラだとして。

 

それをマネする

「えせ天然キャラ」、

「なんちゃって天真爛漫」

に対しては、私はとても厳しいと思います。

天然ボケとして生きてきた中では、

泣いたり、苦しかったり、恥ずかしかったり

自分のボケぶりに驚愕したりという

経験を重ねてきているわけですよ。

それを表面だけマネをして、

「私も天然なんで~」っていうの、

そうじゃないでしょ、と思ってしまう。

 

マネではなくて、自分がもっているもので

個性を発揮してほしいなと思っちゃう。

そうじゃないと、どうしても

尊敬できないんです。

 

嫉妬という感情は本当にやっかいで、

私は人生で2回だけ

人を嫌いになったことがあって、

その2回ともが、

相手の嫉妬と、勘違いのマネっこが原因。

そしてなぜか私も相手に嫉妬する(笑)。

 

だけど、ワカさんは、そうじゃない。

私にはない個性を活かして活躍中。

だから、私たちは大丈夫なんです。

むしろ仲良くなれると思うんです。

 

私が、すでに実績も実力もある

ワカさんに、「いいなぁ」と感じながらも、

嫉妬を覚えないのは、私が

ワカさんと勝負することが

できないのはわかっているから。

土俵が違うから。

 

インタビューするワカさんの姿を見て、

「私にはなくてワカさんにあるもの」

が何か、すぐにわかったから。

ワカさんは、私にはとうていマネできない

自分の個性をそのまま活かしている

すてきな女性だということが、わかってるから。

 

安心感、安定感。

凛とした強さ。

落ち着いた美しさ。

 

ワカさんは、

子どもや保育に関心があって

最近、保育士資格も取得されました。

福岡で私がインタビュアーとして

出展したイベントでは、

キッズコーナーで子どもたちの

相手に忙しくされていて、

私はその写真を撮って、

フェイスブックにアップしたのを

覚えています。

 

「自分は母になるのか、ならないのか」

そういうことを考えたことのある女性なら、

お子さんがいないワカさんが、

保育の仕事に携わろうとしている、

その気持ちに感じることがあるはずですし、

応援したいと思いますよね。

 

というわけで、

 

「ミキティと闘いたいわけでもないし、
若松さんの方が勝ってるよ、と
言われたいワケでもない」

 

と言うワカさんに向かって、

 

「ワカさんもすごいよ!」

と改めて言うつもりはないけれど、

 

私たちは確かに違って、

それぞれに、もがきながら、

がんばっています。


嫉妬という感情との向き合い方、

私もよくわからない。

ワカさんがどうしたらいいのか、

わからない。

 

私も、

「なんであんな人が気になるんだろう」

っていうこと、あるんですよね。

人には、「え?嫉妬する理由がないでしょ」

と言われるような人に。

それは理屈ではなくて。

でも、何かワケがあるはずで、

それを分析して

言葉にしてみるものの、

なんかモヤモヤ。

そういうの、確かにあるんです。

 

でも、ワカさんは、今回、

「何かがわかった」とおっしゃっています。

今度、二人でおいしいものでも食べながら、

一緒にさらに分析してみたい(笑)。

 

キライだけど大好きっていう

ラブレター、初めてだったから

私も考え込んでいました。

ワカさんは、私を嫌いなのか、

好きなのか・・・。

 

でも、

ワカさんのブログを読んだ人から、

「ミキティは愛されて幸せ者だね」

と言われたから、

私はとりあえず、考えることをやめて、

「大好き」の言葉を

そのまま嬉しく受け止めますよ!!

 

インタビュアーでライターの、

と書きかけて、

「ワカさんの前でインタビュアーと

言うの、なんか恥ずかしい…」

と一瞬思った鯰美紀でした。

 

ワカさんからのラブレターはこちら。

p.s. プレゼン観てくれて、

ありがとうございました!

 

 

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