気がついたらぷちっと削除してしまった・・コメント

(承認制にしています)


たまに来る「ブログ見ました~私のところにも遊びに来てください~」って言う広告宣伝文は即効消しているんだけど

そうではないらしい、ありがちな肉食者からのいちゃもんコメント

久しぶりにもらいました


動物愛護するなら虫も殺さないでね


って言うやつでした。


植物だって命が~ とか

そういうやつです、お決まりの、です。


でも、どうしてそういう人がわざわざ ベジタリアンのブログに来て

肉食否定派の文章を読むのかな~不思議だな~と思うのですけど・・・


そうじゃない記事から入ってきて

読んでしまった・・・ってことかもですね

読まなきゃいいのに。いや、読んでもいいけど・・・


わたしは・・・


そういう理屈って こういうことにもなると思うんですよね。

極論を承知で言ってみます。


殺すバージョン


虫を殺しているんだから動物も殺していいじゃん


牛や豚を殺しているんだからペットの犬猫を殺したっていいじゃん


犬猫を殺しているんだから人間も殺したっていいじゃん



食べるバージョン


野菜を食べているんだから、虫も食べていいじゃん


虫を食べているんだから(そういう人もいるということで・・)魚を食べてもいいじゃん


魚を食べているんだから、鶏も食べていいじゃん


鳥も食べているんだから、牛や豚も食べてもいいじゃん


牛や豚を食べているんだから、犬猫をたべてもいいじゃん


犬猫を食べているんだから、人間をたべてもいいいじゃん



人間は別! って言うのでしょうね


でも、どうして?


植物も命があってみんな同じっていうんなら みんな同じなんだよね


なら差別しない方がいいよね


みんな食べるか、みんな食べないか

みんな殺すか、みんな殺さないか


差別はいけないとか・・

草も生きているとか・・


そういう屁理屈を言ってまで

肉を食べている自分を肯定したいのなら

ずっとしていればいいのに


思わず反論コメント入れるくらい

自尊心が傷ついてしまうのですよね


肉を食べていても、わたしはひどい人間じゃないって思われたい、からでしょうね・・・

ベジタリアンからどう思われようがどうでもいいのにね。


昔・・私を陰で悪く言っているらしい人がいて

でも、その人は私からはよく思われたい、と思っているのが何かの時にわかって

すごくおかしかったのを覚えています。

嫌いな人に嫌われても別にいいのに ある意味当たり前なのに


自分は嫌いだけど、相手からは好かれたいって、なんじゃ?って


滑稽で、笑えてしまった・・。



まぁ、そんなことで 誰からもよく思われたくって

ベジタリアンにからんじゃったりなんかするのかもなぁ・・。


肉食者に向かって直接批判なんて恐ろしいことは致しません

肉を食べる、という行為を批判しているだけのこと。


行為を批判されると

自分自身が批判された となって傷ついてしまうのが人間だけど


実は その人と その行為とは 全く別ではないけど イコールでもない。


行為は、その人の一部でしかないし

いつまた変わるかも知れない部分でしかないから・・・


罪を憎んで人を憎まず とはよく言ったものです

(ちなみに・・

 システムを恨んで人を憎ます・・・は保健所に対してよく思ってきたことです)



どんどん話がずれて行ってしまいますが・・


植物、虫云々の話。


できる限り殺さないのがいいでしょうね


植物を殺す、という言葉がないので


植物は殺すものではないでしょう


ただ、やみくもに切ったり枯らしたりは やはりよくないことです


虫もなるべく殺さない方がいいでしょう


でも 仕方ない場面はいくらでもありますね 害虫と言われてしまう虫はかわいそうですが


人の暮らしを守るためには仕方ない



さて・・植物、野菜のことですが


野菜も命があるのに…という人は


野菜が切られているのを見て、苦しかったり涙が出たりするんでしょうか・・


違いますよね、何とも思わないですよね


でも、犬や猫、もしくは 牛や豚が 目の前で切られて殺されていたら


心は苦しくないでしょうか、痛まないでしょうか・・ 目をそむけたくなりませんか



野菜と動物は 命がある、という一点では同じだけれども


あきらかに違う、ということです。


それを一律にしようとするのが分からない


野菜の命を奪っているのだから、動物も殺していい、となぜなるのだろう



できるだけ、心が痛まない生き方をしましょうよ、と言いたいだけです


動物が目の前で殺されてもちっとも心が痛まない、という人には

何も言うつもりもありませんし、人種が違うんだろうと思うほかはない。


ただ、ふつうに 心が痛むようにできている人間が


植物だって命があるじゃん

命を奪っているのは同じことじゃん


だから動物殺して食べたっていいじゃん、って もってくるのが、

なんともご都合的、と思うわけです。


また こういう人は 0か100か の思想人間なので


完璧にできないならしない方がいい、という結論にたどりつく


100点取れないなら0点でもいっしょや! みたいな・・


命を大事にしよう、っていうなら 植物も食べるな虫も殺すな

というのは


ゼロか100かの考え方で、なんで途中がないのよ、って思いますね


実際、動物と人 の間で 線引きしてますよね

現代の日本は・・・

 (時代と場所によっては人も動物と同列だったことも多々あります

 黒人奴隷は 人間じゃないとされたので 家畜扱いされました)


その線引きを 

もう少し ずらしてもいいんじゃないの ってことです


そして大事なポイントは


動物を食べなくても、生きていけます


生きていく為に仕方ない、というのが嘘だから


そこはしっかり認められるべきだろうな、と思います


そうやって言えば 罪の意識から逃れられるので


生きるためには仕方ない

牛さん豚さん ありがとう なんて子どもたちに言わせるんです。

有難うとも思わないよりまし、なんですが

まし、なだけ。


罪の意識から、みんなで逃れるためです。


ありがとうじゃない、ごめんなさい だ、なんて誰も言いません


有難う、って言われたら殺されてもいいですか

よくないですよね


動物の知能が人間より劣るから殺してもいいのかな

殺していい理由は、なんなのかな


肉食を肯定する人にはぜひ答えてもらいたいものです


でも、たいていは、何も考えずに 食べています


何も考えずに、です。 問題はそこです。


まぁ・・ ベジタリアンブログに一言コメントするような人は

葛藤もしているはずなので・・考えてないわけじゃないだろうけど

どう自分を納得させていくか・・ですね

結局は鈍化させていくだけだろう、って思いますけど。