2週間の短期留学から帰国した次女。
生活習慣の違いから滞在期間の半分は体調不良だったそう。
授業では良い先生に巡り合い、友達と異国のお料理を食べに行ったり・・・。
でも全てが「楽しかったー」と言えるものではなかったようです。
無事、日本に到着し、まず空港のトイレに行った時のこと。
明るくてピカピカのトイレ、トイレットペーパーが備え付けてあること、きれいな水が限りなく出ることに「わぁ~!!!」と感動していました。
その後、日本食を味わい、温泉に入り、久しぶりの日本を堪能して帰宅しました。
留学でしか体験できなかっただろう現地での生活。
世界でも有名なリゾート地だったのですが・・・、 旅行とはやっぱり違うのですね。
今まで当たり前だと思っていた日本の生活がどんなに幸せなものだったのか切実に感じたようです。
「日本は、なんて安全でキレイで豊かで・・・・、日本人で本当に良かった!」
「これからの生活で嫌なことがあったとしても、あそこでの体験やそこで生活している人・子どもたちの顔を思い出したら何でも頑張れそうな気がする」と。
「留学先、間違えたかな?」 「大金を出してあんな生活をしに行ったなんて・・・」と大成功と言える留学ではなかったことに後悔もあるようです。
でも留学地が違ったところで、日本人にとって食生活や生活習慣、水、交通事情、治安など何かしらの不便や恐怖はあるはず。
現地の人たちは、それが普通、当たり前の生活なのですから。
そこで楽しめるかどうかは本人次第。
次女は、たった2週間でそこの生活を楽しむ余裕がなかっということなのでしょう。
でも、今の生活が本当に幸せだと感じたこと、世界ではそういう生活をしている人がいるということを知っただけでも良かったんじゃないかと私は思います。