あの日から今

2014年3月11日。
今日で、東日本大震災から3年。

月日がたつのは早いというけれど、東北の人にとっては長く感じる3年だったと思います。

色んな高い壁を乗り越えてきた3年だったと思います。

地元宮城の変り果てた姿。
遠く離れた東京にいても、あの光景は今も鮮明に覚えています。

あの日テレビの中で見たふるさとは、私の知っているふるさととは別の顔をしていて、姿・形を変えていました。

震災から3ヶ月後、地元へ帰り私の目の前には慣れ親しんだふるさとはなく、おもちゃのようにぐちゃぐちゃに壊された家や車、道路。

目に映るもの全てが映画のように思えて、なかなか現実の事だと受け止められませんでした。

ただただ、何これ？？何でこんな事になってるの？
頭の中で何度整理しても、整理しきれず東京にいても頭の中から離れずにいました。


そんな、震災の時妹のお腹の中にいた甥っ子も、すくすく育ち2歳になりました！

震災で嫌な事もたくさんあったけど、いいことも多い3年でした。

今、少しずつだけど前に進んでいます。
頑張っています！
やっぱり神様は、乗り越えられる壁しか人間には与えないものなんですね。

この震災で起こった事、学んだ事。大きな代償になってしまったけれど、亡くなられたたくさんの方の分も、残された私達で次の世代にしっかりと伝えていく事が大切だと感じています。

2011年3月11日14：46