花火。

年末年始は静かに過ごすことが多い日本とは違って、
ばか騒ぎをするのが基本のデンマーク（こう書くと語弊あり？？？）。

クリスマスが終わると、街やスーパーの前に居たクリスマスツリー売り屋（生木を売っている出店）が姿を消し、代わりに花火屋が登場した。

その花火がとにかく凄い。
手持ちの線香花火的な小さい物から、爆竹のような連射花火に打ち上げ花火、
手持ちなのに1mくらいある物などなど、
「これって個人に売ってもいいの？」と思うような規模の花火がフツーに売っている。

これを皆大量に購入し、年末年始と打ち上げたりして楽しむのだ。

クリスマスのあたりから我が家の周辺でも夜になるとパーンパーンと
あちこちで花火を上げている音がしていた。

年末が近づくにつれ、その回数は多くなり
31日の年越しの頃は真っ暗な空が煙るのがわかる程打ち上げられていた。

打ち上げる場所も所構わずなので、道の交差点だったり、公園だったり、街中だったり。
街では当然のように毎年負傷者がでるとか。やりすぎだって。

ニューイヤーパーティからの帰り道では、道で花火を打ち上げている若者に遭遇したり（あぶない）、
交差点に置き去りにされた花火の残骸をあちこちで見かけたりした。
あれっていったい誰が片付けるんだろうか？？？

結構な大きさあるから、クルマが乗り上げたりしたら危ないと思うんだけど……

道に転がってる残骸たち。