GWのお話です。
あ、喧嘩前のスイートな休日ですわ。


4日はコストコ。
この日は5日。

お買い物は片道1時間以上かかる場所ですが、ここにお気に入りのハードチキンがありますので、これを買いに、小一時間かけてはるばる出かけるのです。

そして軽いドライブですから、お天気のいいこの日は(出かけ際にウサインボルトのインタビュー見てた影響もあり)



「レゲエ」モードで出かけます目




しかもちょうどiPhoneのミュージックで今日のおすすめにレゲエがあったので、それを聴きながら仲良くお出かけドキドキ


少し汗ばむような気温、車の窓を半分開けてレゲエのリズムに乗ってドライブです。



知っている曲は2人で口ずさみながら。
知らない曲は2人で話をしながら。


お買い物帰りにはメガネも取りに行きましたよ。新しいメガネはブルーライトカットのタイプ!






そして私たちは妹の家へ立ち寄った。




妹の家に到着音譜

この家には何度も来ているので彼も慣れた様子で車を降りてきた。




玄関で荷物を手渡して、リビングへ。
ここの家は1階が区切りなく一部屋となっている。キッチンの冷蔵庫にソーセージをしまうのを手伝っていると、LIONはリビングに入るとそのまままっすぐ奥の畳の一角へ向かった。

畳の一角にはテーブルが置いてあり、そこでみーちゃんが何やら書いているようだった。


「こんにちは〜。LION久しぶり〜」
「ヒサシブリ〜 ゲンキダッタ?ア!!! How are you?」
「 I'm fine!!」

LIONはわざわざ言い直していた。
そしてそのままみーちゃんのそばにいた。




私は妹とみーちゃんパパに挨拶してから、(LIONはみーちゃんパパにはHi!!と畳のところから手を挙げていた)みーちゃんのそばに行く。





ちょうど英語の宿題をしているところだった。





見ると35点ガーン

これで留学したい、ホームステイしたいと言っているのだ(笑)



過去形の問題のようであった。
みーちゃんは学校で習ったものは間違わなかったけれどそれ以外は知らないと言い張っていた。

「be なんてわからない。 am とか are って書いてあれば、わかるけど。だいたいbeって何?」

LIONはその問題を見て、彼なりに説明をしている。



その内容が私も妹も目を合わせてしまう内容(笑)




「mistake mistook アルケド〜 ツカワナイカラ〜 イインジャナイ? made a mistake トカ wrong トカ〜 fault ダシ。マチガッテモ〜 アノヒト ユッタラ ナニユッタッテ ハナシスレバイイジャナイ。」


いやいや、過去形を覚えてるんだよ、宿題でね。
だから覚える必要ないというわけでない(笑)


そもそもここで私が入らないとみーちゃんはチンプンカンプンなのだ、君の日本語が伝わってない。


ということで、私がLIONの日本語をわかりやすくみーちゃんに説明する。その横で妹は感心してる。



「LIONがね、mistook はあまり使わないから覚えられなくても大丈夫だっていうのよ。それならwrong ,fault ,made a mistake を覚えたほうがいいよって。間違えても話し相手は、ちゃんとみーちゃんが何を言いたいかって考えて返事してくれるから、それをしっかり聞いて話することが大切って言ってるの。」

口パクで妹が
「よくわかるね。」というのに対して
「幼児の言葉と同じだからわかるんだよ。ずっと一緒だと」と答える。



しまいには

「アメリカンイングリッシュ ヨリ〜 イギリシ(イギリスの意味)イングリッシュ ベンキョ シタホウガ〜 ゼッタイイイヨ!!」

と言い出した(笑)


いやいやみーちゃんはそんな次元ではない。


それでもLIONはまだみーちゃんの宿題を見ながら、動詞の過去形を教えてる。

「コレハ held。」
「どういう意味?」

「モチュ!」とペットボトルを持って示した。


それを見てみーちゃんはLIONの発音が面白かったらしく、吹き出しそうになってた。


後にhold held でモチュ!と覚えたらしい。





そんなやりとりを微笑ましく見ていた。


LIONは子供にはすごく優しい。顔の表情が全く違うのだ。だから優しくしてもらってるからみーちゃんもLIONが好きなんだと思う。


そんなに話していないが(笑)




妹と弟の就職先について話をしていると遠くの方で私の名を呼ぶ二人。



「そういえばこの間面接したよ!!日本語と英語で!!もう何話してるか全然わからなかった。先生が一生懸命ジェスチャーしてくれた」


この夏休みに交換留学生として応募しているその面接を受けたらしい。
何の話をしているかよくわからなかったLIONに
説明をすると

「ナンテ ユワレタ?」とLIONが聞いていた。
「日本語で『あなたはなんで応募したのか?』って聞かれて・・・」


など話していた。


「英語の面接は部屋に入るときに言葉がわからなくて、同級生に聞いたら教えてもらえなくて意地悪された。」とみーちゃん。
「まぁライバルだからね。仕方ない」と私。

交換留学で助成金も出るので、いける人数が限られているため、希望者の中で選抜されるのだ。
これに漏れたら、自費で今年の夏休みにみーちゃんパパの妹の家、ダラスに行く予定。




するとみーちゃんが
「英語で what と your と strong って言われて、ジェスチャーなかったけど、きっとこれみーの強いところなんですか?って聞かれたと思ったんだ!!だから強みは何かってことだよね。あれなんて言ったんだろう?」

「 What is your strong point?トカ?」

「うん、多分そんな感じ。」とみー。

「なんて答えたの?」と私が聞くと














「えっとね〜。
I'm fine and interesting!って答えた!」





私とLIONは大爆笑〜。


それにつられてみーちゃんも爆笑爆笑






「そっか、そっか。でもそれなら My strength point is I am cheerful とか energetic やpositive の方がいいかもね。」

「やっぱり 変だよね?でも学校で習ったのはそれしかわからなくて。」

「チガウ、ソレデイイ!コトバハ〜 キモチガダイジ!」
その後LIONが言ったことをみーちゃんに説明した。


英語を話すということを意識するのでなく、相手に伝えるということに重点を置くことが何より大事。言葉なんてただのツールで、自分が今こんな感じのことを言いたい!というのを意思表示することの方が大事だ。例えば、言葉が話せなくてもジェスチャーで何かを伝えたい意思を表せば、相手はそれに集中して理解しようとしてくれるからね。間違ってても、あってても、伝えたいことを真剣に表せばいいんだよ。それに例え間違えてても、臆さずに表現すること自体がいいことなんだ。
と言っていた。




「私は英検5級しかないし、他の子はみんな3級も持ってるからね、やっぱり難しいよね。」

それに対しても

英検が何か伝えると


英検が5級ならそれでいいじゃないか!頑張って5級を取ったなら、次の目標が4級でその次に3級を順番にとればいいじゃないか!周りが3級でもみーちゃんが頑張ればいいことだから、努力すれば4級も3級も2級も1級も取れるし、今持ってない人でもみんな英検取れるチャンスがあるんだよ!今持っていなくてもこれから取れるんだよ!!目標がいっぱいあることは素敵なことだ!!




彼のこのような応援スタンスが私は大好きだ。
それにみーちゃんも彼の話を聞いて、嬉しそうだった。



最後に勉強とあまり考えないで!ただの言葉だからと言っていた。



さらにさらに、また
mistook は覚える必要がないとまた言っていた(笑)





私たちが外国人に話しかけられたとき。
「ワタシ ナリタクコ イク ドウスル?」
なんて言われたら、

この人成田空港に行きたいのかな?なんて察しますよね。
助詞なんかなくたって、間違えていたって、相手にはなんとなく伝わるし、話したい、聞きたい、伝えたいという意思が一番大事なんだよね。




みーちゃんの英語力で相当不安だけど、彼女の強い気持ちが、一歩新しい世界を切り拓くためには必要なんだと思いました。





I am fine!!!