これは3月12日の日記です。

本日、夫は「日光わんにゃん村子犬市に連れて行ってやるから、場所を調べろ」とダメ母に命じた。先週誘ったときには、きっぱり断わられたのであるが…

「ぶ、ブルドッグの可愛い子がいたら、どうしよう…」
と、どきどきしながら出かけたが…いなかった。
ブルドッグ…ブルドッグは、ダメ母が結婚後東京ではじめて飼った犬種である。いっしょに四国のこの街にやって来た。
りんご(娘の名)が、小学1年の夏休みに亡くなった。りんごより2歳年上のお兄ちゃんであった。
いまでも、「一番好きな犬種は何?」と、たずねられたら、まちがいなく
「ブルドッグ!」
と答える。しかし、夏すごく暑いこの街でブルドッグを飼うのはかわいそうなのである。で、ブルの死後、体がとにかく丈夫といわれているラサアプソと、暑さには強いといわれるワイマラナーを選んだのである。
が、もう一度ブルドッグを飼うことで、ダメ母の犬生活は完成されるような気がするの…うっすらとだけど…いじいじ…

しかし、本日はこんなことをいじいじ書いている場合ではなかった…

夫がおかしいのである。
日光わんにゃん村子犬市は、ものすごく寒い内容だった。ま、本日は前日比-10℃で本当に寒かったのであるが…
なのに、夫が怒ってないのである。
目の口直しに××ジョイに、連れてってくれるとも言う。

××ジョイに着いたら、ワラビーは売れていた…
でも、夫はいたって平静…
フードや犬のおやつや、超吸水速乾タオルなどを買って、家路に着く。

夫がなかなか家に入ってこない。
やっと、家に入ってきたら
「俺、犬の散歩いってやるよ」
と、出かけていった…



2時間後に謎が解けた…
「あの、すごいいやな話なんだけど…」
…本日、夫の職場に女の人から1本の電話が掛かってきた、と事務の人からメールが入っていたらしい。内容は
「わたし、そちらにお勤めの玉田貴一さんと付き合っていたのですが、1ヶ月前に別れました。でも、付き合っていたことが夫にばれて、夫が明日、話つけに行きます…」
「誰!?」
「いや~。ほんとに誰とも付き合ってないよ~」
ふ~ん…しかし、ここ何ヶ月も無言電話が1日10本以上かかってきてたんだよね。うち電話の呼び出し音が、とってもかわいいので、取らずに鳴らしっぱなしにして、気にしないようにしていたのだが。

夫の心あたりは、りんご(娘の名)が小学1年前後に浮気していた高鳥さんという看護婦さんである。5年近く前の話であるが、高鳥さんは分裂症という精神疾患を患っており、えらく大変なことになっていた…
この高鳥さん、夫の実家、職場にもきつい内容の電話をかけたそうだ…
みんな、妻であるダメ母に知られないように事を処理しようと努力していたらしいが…妻が出て、法的手段を執るしか方法がないというところまで行っちゃったらしい。で、夫の同僚にファミレスに呼び出され、ダメ母は事の顛末を知ったのである。
それから、弁護士会館行って、相手の実家に電話して…
一応、和解をみた。

が、当の高鳥さんは、親が骨を折って就職させてくれた公立病院もやめてしまい、しばらくして夫と同じ職場に復帰したのだそうだ…(本日聞きました)
しかし復職1週間で無断欠勤スタート…結局また辞職したそうだ。

この高鳥さんはその後、夫の同僚で同じ野球部に所属していたクニタンと付き合っていたらしい。夫はクニタンとは何の話もしなかったそうだ。

クニタン、最近、結婚決まったのだそうだ。
相手は誰だか、夫は知らない。なぜなら、同期の中で夫だけが結婚式によばれていない…

事の次第がもうちょっとはっきりするまで、動きようがない。

夫は、本日りんご(娘の名)とボール遊びまでしています。
本日一日、すごくよい父親です…

ダメ母も話を聞いて、ちょっぴり頭痛がしたけど、
読みかけのまま放っておいた「間宮兄弟」完読したし、家事がいつもより効率よく回っている…

精神的圧迫を受けることにより、作業効率はアップするのだろうか。
今度、りんご(娘の名)の勉強、練習で試してみたい。
もしや、わたしが働いている店が少人数(150平米に2人)でも維持できているのは、店長等があたえる精神的圧迫が好影響しているのだろうか…