STOP!! TPP 三宅雪子さんスピーチ文字起こし(3.15議員会館前座り込み行動) | みいすけ380のブログ

みいすけ380のブログ

ブログの説明を入力します。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67647

3.15 STOP!! TPP 議員会館前座り込み行動-IWJ録画・非会員視聴可-一定期間後は会員限定)


一昨日の315日(金)、安倍首相はTPP(環太平洋連携協定)の交渉参加を表明しました。米議会の承認等の問題から、実質的には殆ど日本の主張を協定に活かすことができないにもかかわらず、の駆け込み参加表明です。

しかも、そのTPPは、日本の歴史、文化や風土を背景にした社会の在り方やさまざまな優れた仕組みを根底から覆し、弱肉強食志向の米国型グローバル企業の利益を優先する、とんでもない協定です。

自民党は、昨年12月の衆議院総選挙において、TPP参加には国益優先で非常に慎重な姿勢を公約として掲げました。当選した同党議員の約6割以上は、選挙戦で「TPP反対」を主張していました。ところが、その反対派議員も安倍首相の参加表明直前にはほとんどが沈黙、まさに公約違反、今まで何度も繰り返されてきたうそつき自民の本領、いや本性が早くも露呈した感があります。

安倍首相のTPP参加表明に先立つこと数時間前、国会近くの議員会館前では、TPP参加に反対する様々な団体や多数の一般市民が詰めかけ、反対アピールと座り込みを行いました。

アピールの具体的な内容は動画で確認することができますが、動画後半に生活の党・三宅雪子さん(前衆議院議員)がスピーチをされています。

三宅前議員は、昨年11月までの3年余りの議員時代、おもに福祉政策の充実に奔走、昨年秋には『福祉と私』という著書も出版、障害者福祉、老人福祉、脳脊髄減少症などの難病問題に懸命に取り組んでいます。

その「福祉が原点」である三宅雪子さんの支持者の中には、もしかしたら聴覚障がいの方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、上記動画には手話通訳がついていないため、そのような方々のためになればと思い、三宅さんのスピーチ部分の文字おこしをしてみました。

また、反TPPだけでなく、脱原発や福祉政策全般について、三宅雪子さんがどのような主張をされてきたのか、また今後どのような行動をされ、主張さrていくのか、支持者の一人として時間の許す限り文字としての記録を残していきたいと考えています。

さて、三宅さんがTPPに関してどのような問題意識を持ち、どのような主張をされているか、お読みいただければと思います(スピーチにあるとおり、既に50回以上の勉強会に2年以上にわたって参加されていますので、蓄えた知識量は膨大でしょうから、以下はそのほんの一端であることに御留意ください)。

《三宅雪子さんスピーチ部分文字起こし-上記動画後半の一部》

私は、TPP反対、そして消費税反対、原発反対ということで、その責任者たる野田総理と、前回千葉4区で闘いましtた。本当に結果が出せなかったことに責任を感じております。お詫び申し上げます。

私は、、民主党にいた人間として、だからこそこのTPPは止めなければいけない、そんな思いでずっと活動してきております。議席を失っても、皆さんと一緒に活動をしてきました。

しかしながら、今日という日が来てしまった。(安倍)総理は参加表明をしようとしております。最近やっとありとあらゆるネガティブな情報が出てきました。しかし、それらに一切耳を貸さずに参加表明しようとしております。

百害あって一利なし。

私たちは、2年以上にわたって50回以上TPP勉強会を重ねてきました。しかし、推進派の議員はほとんど来なかった。だから推進派の議員はデメリットを全く知らない。彼らの出してくるメリットは「アジアの成長を取り込む」という曖昧なものです。「アジアの成長」って何なのでしょうか。中国も入らない。インドも入らない。インドネシアも入らない。韓国も入らない。

日本とアメリカで(経済規模は)91%。(他のアシア等の参加国の経済規模は)わずかじゃないですか。

こんな所に、日本の利益が取られる所に、わざわざ飛び込む。そんなことをする総理がいますでしょうか。

韓米FTA、もめております。一度決めた、例外品となったコメを入れようという話になっているわけでございます。ですから、約束しても、例外品目を作っても、こんなことは守られるという保証は無いんです。

ですから、韓米FTAの状況を全て見守って(それから判断する)、そんな余裕すら無いんでしょうか。

もう時間はわずかです。本当に今日ですね、なんとか総理に翻意していただきたい。これだけの反対がある、まだまだ国内の議論も尽くしていない。そういう中、国民を説得できていない。

もう一度総理には考え直していただきたい、

私たちも座り込みを行いますけれども、最後まであきらめずに闘ってまいります。