おめめギュッ! | ミィパパの小生意気娘奮闘記

おめめギュッ!

「おめめギュッ!」とは・・・。

シャンプーの後、シャワーで濯ぎ洗いする時に、目を閉じる仕草をする事だが、ミィちゃんはシャンプーをする事自体を「おめめギュッ!」と解釈している。

その為、おめめギュッ!=シャンプーをする

と言う、他人には理解できないローカル単語が、我が家にはあった。(笑)



昔は、「おめめギュッ!しようか?」、と言っても、「うん!」と快く引き受けてくれたが、最近は「おめめギュッ!したら、アイスちょうだい!」と、自分の有利な条件を提示してくるので、こちらも説得するのに頭を抱える。

ミィパパ 「ミィちゃん、お風呂に入ろうか?」

ミィちゃん「おめめギュッ!はしないよ」

必ず先手を打たれる・・・(汗)。


ミィパパ 「それでも、おめめギュッ!しないと、頭がカユイカユイなるよ」

ミィちゃん「・・・・・・・・・いいの!ミィちゃんはなっても!」

まったく、可愛くないクソガキであるっ!(怒)


ミィパパ 「頭カユイカユイなったら、お医者さんに、チク~ッ(注射の事)してもらわな、あかんで」

ミィちゃん「・・・・・・・・・いやや・・・。」

ミィパパ 「そうやろ?ほんなら、お風呂入ろう」

なんとかパパの説得に応じてくれたようだ。


お風呂に入れば、湯船で遊んで、かなり上機嫌である。
しかし、シャワーの音が聞こえてくると、だんだん表情も曇り始めてくる。
これから、自分に降りかかってくる災いが、どんな物なのか十分熟知してるからである。

ミィパパ「さあ、まず湯船から出て、体を洗おう」

そう言うと、ミィはすでにベソをかき始めてる。
体を洗い終え、子供用シャンプーを手に取ろうとする。
すると!とつぜん!!

「それ、ナイナイ(なおして)して~~!!」

と、大声で泣き叫ぶのである。
それでも、強引にシャンプーから液体を手に取り、ミィの頭をなでる様に洗う。


「ギャーーーーーーーーッ!!!!!」


もう、断末魔の叫びと言うか、ムンクの叫びと言うか、恐ろしい事態である。
これは、もはや、


幼児を虐待してると勘違いされても過言ではない!!


そう言う状況下で、ミィパパは「シャンプーをする」と言う使命を果たさなければならない、つらい立場である(涙)。

そして、なんとかシャンプーを終え、最後にシャワーで頭を濯ぎ終えると、ミィの表情は一変し一言いった。


「・・・もう終わり??」


もう終わり?って、あんた・・・(震)

あんだけ、騒いでたクセに、「もう終わり?」って、なんやね~~ん!!


さっきまでの苦渋の表情は、何処へ行ったのだろう??
今までは演技だったのか??
そんな事を思わせる程、ミィの表情は穏やかになていった。

そして、体を拭き、お風呂から上がり、ママに一言。

「ミィちゃんね~、ちゃんと賢くおめめギュッ出来たよ~」


・・・・・・おいおい~~


あんな、死霊みたいな叫び声出して、どこが「賢く」出来とんね~~~~ん!!!!



・・・もう、パパは、この現実から「おめめギュッ!」したいと思った・・・(笑)