やっと現在に追いつきました。

退院してからしばらくは頻繁に検査していましたが、効果判定が出てからは毎月レントゲン、3ヶ月ごとにCTと腫瘍マーカーをしていました。3月(今月)は昨年12月ぶりのCTでした。実は今年の1月後半から咳が出始め、もしかして、、とイヤな予感がしてはいましたが、CTの結果はやはり、原発増大(播種は変わらず)、左肺の中でもうひとつ転移、リンパ節転移、と残念な結果でした。2月はレントゲンの予定だったのですが、経過も良かったので初めてレントゲンもスキップしたのです。ここでやってればリンパ節転移する前に見つけられたのかな、、
告知以来大泣きました。リンパ節転移ということは体じゅうにまわってしまっているかもしれないと思っていましたが、その後のMRI、PET-CTの結果は脳や他臓器への転移はなしでした。少しだけ安心。リンパ節転移は本当にショックだけど、やっぱり最初の告知ほどのショックはありません。最初の告知の際は1週間近くごはんも食べられない状態でしたが、今回は普通に食欲はありました。人間どんどん強くなっていくものです。

ちなみに主治医の先生からはイレッサ奏功期間は平均2年、Miiさんはもっと効くはず(どういう根拠かわかりません。若いから?)と言われていて、勝手に3年くらいは効くと踏んでました。(甘い!)

ただ同病でイレッサ服用の方のブログを見ていると平均奏功期間は8ヶ月、と書かれている方が多く、おかしいなと思いつついい方に考えていました。結論としてはやはり主治医が間違っていて平均はやはり8、9ヶ月のようです。(主治医のこと大好きなのですが、けっこう大事なこと間違ったり忘れたりするのでちょっと心配です、、)でも平均2年!って言いきってくれていたおかげでハラハラせず日々過ごせました。

耐性がついた原因はわかりませんが、仕事のストレスは多少なりともあったかなと思います。心から入りたいと思った会社で、病気により一時入社も危ぶまれて、でも結果的に無事転職できて、最高に幸せなはずなのに、いざ入ってみるとあれが不満これが不満、と不機嫌な日々を過ごしていました。ただ働ける、ということが病気の身にとっては特に本当にありがたいことなのに、普通の日々を送り出した途端、感謝の気持ちをすっかり忘れてしまっていました。我ながら喉元すぎれば、、にもほどがある。正常性バイヤスってやつなんでしょうか。
これからはあまり仕事でストレスためないようにしたいです。