2015年5月下旬
告知を受けた週末に入院し、週明けの月曜に手術。前日の説明で、播種がなければそのまま肺の1/4を取り除く(ステージ1a)、播種であれば病変だけを取って閉じる(ステージ4)と言われる。その頃GWの間にひいた風邪の咳がまだ残っていたので、そのせいでもしかしたら播種のようにうつっているだけかもしれない、と先生は一縷の望みを残してくれたけど、GW前の(風邪をひく前の)最初のCTから細かいものがうつっていたのは知っていたので、ほぼその可能性はないことは覚悟していた。
初めての手術だったのでとっても緊張したけど、麻酔も痛くなかったしあっという間に終わりました。
1/4除去であればそのままICUに入るとのことだったので、目が覚めて「病室に帰りますね」の言葉でやはり播種だったことを知る。覚悟はしていたけど、やっぱりショックだった。

術後はやはり少し辛かったけど、少し病変とっただけだったので術後4日ほどで退院する。

6月初旬
退院した次の週、病理結果が出て、EGFR exon19欠損変異で、イレッサ適用、普通の人と同じ生活を送ることができると先生に言われる。期待させて外れた場合かわいそうなので、という配慮からそのような可能性については説明受けていなかったため、また母と2人泣き崩れました。

ちなみに告知からここまで約半月の間の出来事です。しつこいようですが、人生で一番濃い半月でした。
あと、実は6月から転職を予定していて、幸か不幸か気管支鏡の検査を受けた日からもともと有給消化にはいっていました。おかげで予定していた海外旅行はことごとくキャンセル、、また、いきなり転職先で抗がん剤治療しながらは働けないのでお断りして地元に帰ろうと思っていましたが、イレッサ適用とのことで少し開始時期をずらして無事転職もさせてもらえました。今も無事働けています。本当によかった。