関電の検針日が不定なので、エコノナビットと照合するにはエコノナビットのデータを吸い出して集計し直さないといけません。
というわけで、やってみた結果です(20%水増しされていると判断した根拠)。

テーブルを HTML でアップロードしようとしたら文字数制限に引っ掛かってしまったので、JPEGにレンダリングしました。


因みに、初期不良品のエコノナビット送信機が交換されたのは 2011/05/27。
細かいことを言うと、太陽光パネルそのものは日没直前まで発電してますが、交換は昼間のある時間帯(立ち会ってないのでわかりません)なのと、検針も時間がわからないのとで、厳密には締めが合っていません。


みぃちゃんパパの戯言・orzな日々-凡例



みぃちゃんパパの戯言・orzな日々-solar_tab1
  表1 エコノナビットの生データ


これはエコノナビットのデータを関電の締日に合わせて再集計したもの。
A1, B1, C1 D1 は吸い出したデータで、 E1と E1/D1 はこの表を分析する為に計算したものです。
発電量と売電量の差が自家消費分で、不足分を買い足したものが買電量なので、

 消費量=自家消費分+買電量
      =(発電量-売電量)+買電量

という等式が成立します。D1とE1がどの月も完全に一致していますね。

しかし、5/27までのデータは正しくないことが判っているので、次の二つが読み取れます:

 発電量、売電量、買電量、消費量のどれもが同じ比率で水増しされている。
 消費量(D1) は測定値ではなく計算値(E1) である。



みぃちゃんパパの戯言・orzな日々-solar_tab2
  表2 表1に関電の数値を重ね合わせたもの


エコノナビットのデータに、関電からのデータを単純に重ねあわせてみたのがこの表。
当然、淡い方の水色部分は関電にはデータがないわけで、関電の数値はオレンヂ色部分だけです。

交換後のデータだけで構成されている7月分と8月分を見てみると、エコノナビットと関電の数値はほぼ一致していることがわかります。
ここで、関電の数値を正として考えてみると、交換前のデータに83%掛けてやれば本来の売電量と買電量が算出できることが判ります。


みぃちゃんパパの戯言・orzな日々-solar_tab3
  表3 5/27までのエコノナビットの全データを補正したもの

話を単純にするために、全数値が同じ比率で水増しされていると仮定して計算したのがこの表。
濃い方の水色部分は左上の補正値欄に連動しています。
全体のバランスを見ながら関電の数値に近くなるように試した結果、ご覧の83.13%に落ち着きました。
なお、この表ではD3とE3は補正値に関わらず一致して当たり前なので無視してください。


みぃちゃんパパの戯言・orzな日々-solar_tab4
  表4 表3に関電の数値を重ね合わせたもの

補正されたエコノナビットのデータ(表3)に関電の生データを重ねてみても、D3とE4がほぼ一致しますね。

というわけで、表3≒表4が、本来の数値であると思われます。