赤血球減少時のケア | ケアした患者様1000人以上☆ハッピーヘルスケアサポーター太田みき【北海道・全国】

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看護師になり18年目。小児科病棟に8年携わり、がん看護にも携わってきました。ハッピーヘルスケアサポーターとして患者さま、その家族に寄り添います。

おはようございます晴れ
がん看護カウンセラー太田みきです。

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■赤血球減少時のケア

 

赤血球は、抗がん剤投与後2週目以降に減少すると言われています。

 

◆貧血症状へのケア

貧血が生じている患者さんの場合、体動による体力の消耗が著名となります。

なので、無理をする事は禁忌となります。

また、新陳代謝が低下し四肢の冷感を生じやすくなります。

なので、衣類や室温、掛け物調節も大事です。

 

 

◆輸血時のケア

貧血の程度によりますが、輸血が必要になります。

輸血をする場合には、輸血開始前、開始5分後、開始15分後、終了時には看護師が観察を行いますので、ご了承ください。

(病院によっては、多少違いがあるかもしれません。)

 

輸血中に異変を感じた場合には、我慢をせず看護師に報告をしてくださいね。

 

 

◆患者さん・家族への指導

急激な体動は避け、ゆっくりと動くようにしてください。

ふらつきやめまいなどがある場合には、大丈夫と思っても看護師を呼んでから動くようにしてください。

 

■ヘモグロビン値と貧血症状

 

9~10g/㎗

皮膚・口唇・口腔粘膜・眼瞼結膜の蒼白

 

8g/㎗

心拍数の増加、動悸、息切れ、微熱

 

7g/㎗

頭痛・めまい・耳鳴り・失神・倦怠感・四肢冷感・思考能力低下・酸素不足による狭心症発作

 

6g/㎗

心雑音

 

5g/㎗

口内炎・筋肉のこむらがえり・食欲不振・悪心・便秘・全身の酸素欠乏による低体温症

 

3g/㎗

心不全・浮腫・昏睡(生命にとって危険な状態)

 

 

次回は、血小板減少時のケアについて更新します。

 

 

 

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