髪の毛だけじゃなく、あらゆる毛が抜けるんだ!? | ケアした患者様1000人以上☆ハッピーヘルスケアサポーター太田みき【北海道・全国】

ケアした患者様1000人以上☆ハッピーヘルスケアサポーター太田みき【北海道・全国】

看護師になり18年目。小児科病棟に8年携わり、がん看護にも携わってきました。ハッピーヘルスケアサポーターとして患者さま、その家族に寄り添います。

おはようございます晴れ
がん看護カウンセラー太田みきです。

プロフィールはこちら

 
 
いいね、読者登録、問い合わせありがとうございますラブラブ
感謝していますキラキラ
 
{83622C33-5518-4E7B-921D-EB601715A8B3}

 

きょうは、脱毛について更新していきます。

 

 

抗がん剤の副作用の中では、一番気にされる方が多い副作用かもしれませんね。

ボディイメージが大きく変化してしまいますので、患者さんの心理面に与える影響が多い副作用の1つです。

 

 

髪の毛だけが抜ける…というイメージを持つ方が多いですが、実際は眉毛・睫毛・腋毛・陰毛など全身の毛が抜けます。

 

 

脱毛の発症機序ですが…

毛包内の毛母細胞は、骨髄や消化管粘膜と並んで、抗がん剤の影響を受けやすいと考えられています。

 

抗がん剤による脱毛は、障害を受けた時点の毛周期により「成長期脱毛」と「休止期脱毛」の2種類に分けられます。

成長期脱毛では、10〜20日程度で急速に脱毛をきたします。

 

 

 

脱毛をきたす代表的な抗がん剤は

 

・シクロホスファミド(エンドキサン)

・ドキソルビシン(アドリアシン)

・イリノテカン(カンプト)

・パクリタキセル(タキソール)

・ドセタキセル(タキソテール)

・エトポシド(ペプシド)

・メトトレキサート(メソトレキサート)

・ビンクリスチン(オンコビン)

・フルオロウラシル(5ーFU)

・ゲムシタビン(ジェムザール)

・シスプラチン(ランダ)

 

 

脱毛の過程としては

 

1日目:抗がん剤治療開始

10日後:脱毛が始まる

20日後:脱毛が目立つ

30日後~60日後:この間にほとんどが脱毛

化学療法終了

3か月後~10か月後:毛髪の再生が始まる

 

 

上記のようになっています。

過程を見て分かるかと思いますが、時間はかかってしまいますが毛は生えてきます。

 

 

次回は、脱毛のケアに焦点を置いて更新していきたいと思います。

 

 

 

 

 

こちらをクリック
↓↓↓

 

 

QRコードからもお問い合わせが出来ます。