築80年以上のわが家のセルフリノベーション記録
ちょこちょこご紹介していきます
ビフォーの写真が少ないけど、
それは写真が撮れるような状態ではなかったことや
アフターを劇的にできるとも思えないような
絶望状態にあったから撮ってないわけです
だって、すごい荷物だったもの
ということで、決意した8月
10部屋ある主屋の片付けは、
まず北側二階の物を全て降ろすことから始まりました。
この家は曳家【ひきや】してます。
曳家とは、建築物をそのままの状態で移動する建築工法である。
〈Wikipediaより参照〉
だからこの家、
古いところは築80年以上。
新しいところでも築30年以上。
私は子どもの頃暮らした北側二階で、
親子3人で暮らすイメージや使い方が
鮮明に浮かんできました
浮かんできたと言いつつ、
この広くはない2部屋のビフォーはこちら
北側2階手前Before
タンスと本棚、あとはよくわからないもので本当にいっぱい
まずはこれを座敷にブルーシートを敷いて下ろします。
いらない物はとにかく捨てて。
しまいこんでるうちに傷んでしまってたり、
カビが生えたりしているものも多数
この頃、
勇気を出してタンスを数えたら15棹ありました
ハンガーラックやファンシーケースは除くから、
それらを入れたらゆうに20は超える。
物がなくなったら、
床の傷みが気になります。
とくに畳はダメ
息子が喘息あるし、娘もアレルギー体質。
ここで寝るには畳の入れ替えだとなり、
畳は入れ替え決定
父が子どもの頃使ってた机まである
あと、右側のカーテンは開けると穴が開いてて、
台所の屋根裏があります。
何故かと言うと、曳家をするまでは、
そこは南側の窓からだったから。
そこは塞いでもらいました
服が増えて入らなくなったら、
服を減らすんじゃなくて、
入れ物であるタンスを増やしてた祖母
あ、ちなみに左側タンスの後ろに見えるのは、
壁ではなくてデカい襖絵が2セットありました
屏風の襖サイズやつなのでホントに大きくて、
座敷にも飾るの一苦労
タンスたちは中身は親戚で分けたり、リサイクルショップへ
本体はゴミに出せるよう解体していきましたが、
引き出しはとっておいてもらいました
タンスがなくなったら、傷んだ壁を塗っていきます
正月三が日から従妹を召喚
養生してから塗装
大変だけど、
黄ばんだ壁や天井を白くすると、
それだけで明るく、光の入り方が変わってきます
白くしただけで、めちゃ明るい
塞いだところはマグネット塗料で塗りました
マグネット塗料は、その名の通り、
塗った部分に磁石が付くようになるので、
ちょっとしたお知らせの紙やポスター、
写真なんかをマグネットで飾ろうと
梁や廻り縁は昔からこげ茶だったので、
そのまま残しました
今は壁紙の上から濡れる水性塗料はたくさんあって、
カラーバリエーションも豊富だけど、
やっぱり白は鉄板だね