ボルシチ♪
お久しぶりです。寒くなりましたね。
冬のピーンと張りつめた空気は好きですが、各地での大雪の報道もあり
魚沼市では現在例年の8倍の積雪なのだとか・・・
北海道や日本海側各地のみなさまは本当に大変ですね。お見舞い申し上げます。
仙台は先週末に本格的な初積雪となりました。
その前日の7日金曜夕方には震度5弱の地震があり、ドキリとさせられました。
津波警報は夜には解除になりましたが、多くの沿岸住民の方々が避難されたようで
寒い中大変だったでしょう・・・と思うとともに、「大丈夫かもしれない」と思っても
昨年3月に実際に起きてしまった「想定外」を多くの方が想定していたことに安堵もしました。
一方、今日の新聞紙面には、
原子炉直下に活断層があるとされた敦賀原発を、廃炉にするのか再稼働するのかの是非。
とともに別のページには、事故のあった福島第一原発が立地する大熊町が10日「帰還困難区域」に
再編され今後少なくとも4年は戻れない・・・復興は10年後かその先・・・との記事。
何かとても違和感を覚えるのは私だけではないと思う。
「想定外」はもう二度とあってはならない。
今日はあの日から1年と9カ月。
大きめの地震がある度に、廃炉に向かっているとはいえまだ燃料棒の残っている福島第一原発
そして各地の原発所在地を真っ先に思う自分がいます。
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さて、タイトルのボルシチ。
魅惑の赤です
といっても、手もまな板も真っ赤に染まりますので注意が必要です!
※酢と塩を加えた水で20分ほど丸ごと下茹でして皮をむいた状態
ルビー色とでもいうのかとてもキレイな赤です。
ルビー色とでもいうのかとてもキレイな赤です。
ボルシチという料理を初めて食べたのは、岩手に住んでいたおそらく30年ほど前。
北上に有名なロシア料理「トロイカ」
という店がありまして
ボルシチとピロシキ、食後に濃厚なチーズケーキ、そしてジャム入りのロシアンティーを
若さゆえ「うっとりしながら完食した」。
最近はツーリングがてらちょっと寄って、家族の大好きなチーズケーキを買うぐらいになりました。
うっとりしていた若者も30年の間にボルシチも作れるくらい成長しましたし
食べられる量も減りましたので(笑)。
本場のボルシチはトマト味ではなく、おすましのようなスッキリとしたスープのようですが
トマト入り、しかも野菜ゴロンゴロンのアレンジレシピを簡単に。
ボルシチ
●材料
シチュー用牛肉
ニンニク ・玉ねぎ・人参・じゃがいも・ビーツ・キャベツ・トマト缶
ローレル・コンソメ・(セロリの葉)
塩・コショウ
仕上げのサワークリーム
●作り方
牛肉に塩コショウを振り、
サラダオイルを温めた鍋でみじん切りのニンニクとともに炒め
水とローレル、セロリの葉を加えて柔らかくなるまで煮込む。
肉が柔らかくなったらビーツとキャベツ以外の野菜とトマト缶、
コクが足りないようならコンソメを加えて煮込み
野菜に火が通ったらビーツとキャベツを加えてさらに10分ほど煮込んだら
塩・こしょうで味を調えて完成!
盛り付けてからサワークリームを添えます。
サワークリームは使い切れないわ・・・という方は
冷蔵庫で一晩ほど水切りしたプレーンヨーグルトでも同じような味が出せるかと思います。
これがあるとないとでは全くといっていいほど味が変わりますのでぜひ。
我が家では冬になるとほぼ常備の下茹で済みの牛スジ&ゆで汁で作りましたが
これがまた、うっとりとする味に仕上がりまして
コラーゲン、各種ビタミン豊富な、冬のお肌にうれしいスープとなりました
そうそう、以前に缶詰のビーツで作った時は単なるトマトスープのようでなんだかな・・・の味でしたが
生のビーツで作ると、ビーツの持つ甘みでしょうか?優しく深い味わいになりました。
我が家では北海道江別市の杉本農産
から取り寄せたビーツを使いましたが
この季節なら産直市場のようなところで手に入るかもしれません。
健康に冬を乗り切りたいですね。