お散歩道あるアーモンドの木が、もう花をつけていました。

 
これを見るとやっぱり、日本の桜を思い出して懐かしく、
少し寂しくなるのは相変わらず。
 
 
 
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写真を撮っていたら、ジョギング中のおじさんが、
 
「今年はアモンディエもいつもより早いね~。暖かいからかな。」
 
と、ちょっと悲しそうに言いながら走り去って行きました。
 
 

 
最近ふっと、
もし地球が暖かくなるんじゃなくて、どんどん寒くなるなら、
人はもっと真剣に環境問題について考えるんだろうな、
そんな風に思いました。
 
 
 
寒くて野菜やフルーツも育たなくなり、
石油の枯渇と逆行していつもストーブが必要になり、
服にもお金がかかり、
外で遊ぶ機会もどんどん減り。。。
 
 
そうしたらきっと、人は切実にヤバイと感じて、
自分の行動や生活を見直して、
もっと早く環境破壊を食い止められるかもしれない。
 
 
暖かくなるから、なんだか気分も良いし、危機感も少ないんだろうな~と。


寒くなるんだったらよかったのに
 
 
結局人間は知能が発達しているといっても、
それをどこに向けて、何の目的に使うかが大切で、
今の状態のまま進めば、何かの映画にあるみたいに、
あからさまに命の危険に晒される頃まで、
大半の人は何もしないんだろうな。
 
 
 
そんな風に考えながら、セールや買い物に夢中になる街行く人や、
道ばたにタバコやゴミを投げ捨てる人をみていたら、
悶々とし始め、凹み始め、相方にまとまりの無い思いを話した所、

 
 
「そうだね。でも、一番大切なことは、嘆くことではなくて、自分が変わることだよ。
地球上には色々な考えの人がいて、考えを押し付けても人は変われない。
争いが生まれるだけ。何が大切で何が必要かは自分で気づくしかないから。

僕らが変わることで、僕らの周りの大切な人達が興味を持ってくれるかもしれない。
何か、影響を与える事が出来るかもしれないでしょ?
だから、嘆くより、反発するより、自分たちが変わる。自分ができることから行動する。
それが何より大切で、そして今、もうそれを始めてる。素晴らしいことじゃない?」
 
 
そう言われました。
 
 
私が凹んだ時、自信をなくした時、不安になった時、
魔法みたいに元気にしてくれるこの人の前向きさはどこから来るんだろう。
 
 
仕事でヘロンヘロンになるまで、精神的にも疲れているはずなのに。


彼の言葉に元気と勇気をもらい、
 
私ももっと強くなろう!
 
と心に誓ったある日の午後。