早いもので 明日でうりは2歳を迎える。


  2年前、4月25日。


  6時台に目覚めて なんとなく、 テトリスをやる(そのときの私のブームだった)


  トイレに行こうと立ち上がった瞬間、


  ジャーと水分が出て、下着がぬれた感触!


  お腹が大きいと、膀胱が圧迫されてちょっと尿モレ気味になるのだけれど、


  臨月のせいかしら、、、ついに失禁までするとは…と一瞬しょげるが、


  動くたびに 水が出てくる感触。


  明らかに変だ。。。 これは!!


  破水に違いない!


  実は 予定日は2週間先の5月3日。


  初産は遅れるって言うし、 お腹も下におりてきてないから


  まだまだだね~って周りから言われ続けて、


  私は、5月16日に産むんだ~!(コイルの日)と思っていた。


  まさか、こんな早く産む羽目になるとは…


  もっと 東京を満喫してから産みたかった!!


  (里帰り出産のため東京に帰って来てたから東京で遊ぶ気満々だった)


  …と、まったく 産む気ナシの状態でのスタート。


  とりあえず、病院に連絡して、タクシーに乗る。


  とにかく、動くたびに水が出てきて…動くのもままならない。


  病院で検査してもらって、出てきてる水が羊水だと検査してもらって


  あわただしく出産準備へ…


  服を着替えて、 分娩台へ。


  えぇ~いきなり、分娩台??


  出産準備雑誌では痛みのピークになるまではベッドで、産む間際に分娩台へ…


  というパターンが多かったのでビックリ。



  そもそも、私は 9ヶ月前まで仕事をしていたし、


  お腹に赤ちゃんができてから、結婚式を挙げたので


  (できちゃった結婚ではないのに…


  籍を入れて一年後くらいに式を挙げたいねって話してる矢先に妊娠した…)


  妊娠期間は、式の準備(しかも 三重在住のくせに東京で式をした…)と仕事とで忙しく、


  里帰り出産のくせに 病院探しを怠っていて…


  予定日がゴールデンウィークなばっかりに断られたりして…


  やっと見つけた病院が、この病院。


  だから、どんな産み方で…とかそういう情報で選ばなかった。


  あとから思うに、この出産の大きな失敗はこの、病院選びだった…。



  とにかく、分娩台に乗せられ、点滴。


  陣痛促進剤を注入。


  あとで調べると、 破水後は72時間以内に生まないといけないらしく、


  一日目は自然に陣痛が来るのをまって、それでもこなかったら促進剤というパターンもあったらしい。


  私の場合 有無を言わさず、注入。


  促進剤で産みたくなかった私は…そのあたりからいやーな気分に。


  程なくして、別の妊婦さんがやってきて、


  だんなさんが「じゃあ、夕方に来るからね」


  と言って、去っていく声が聞こえた。


  うちのオットは 前日、携帯を会社に置き忘れたとかで、


  朝は連絡がつかなかった。


  もうすぐ子どもが産まれるというのに…



  つづく。