1月3日のJ-CASTニュースに、「若い世代の結婚は『HIJK』エッチしてから愛が生まれ・・・」と言うのがありました。



http://www.j-cast.com/2011/01/03084487.html


この『HIJK』とは、「エッチ(H)してから愛(I)が生まれ、ジュニア(J)が誕生し、結婚(K)する」と言う、最近の若い世代の恋愛、結婚を表現したものだそうです。



そして、このニュースでは、その裏付けとして厚生労働省の「出生に関する統計」の中の「婚姻期間が妊娠期間よりも短い出生」のデータを取り上げ、説明しています。



そのデータによると、初めて生まれた子どものうち、できちゃった婚で生まれた子供の割合が、全体で25%以上あると言います。

ただ、これを年齢別にみると、3034歳では、12.1%なのに、2024歳で63.6%、1519歳では81.5%に跳ね上がっています。



そして、さらに恐いことに、でき婚.comと言うところで調査した、できちゃった婚で結婚した夫婦の5年後のデータでは、100組のうち44組が離婚していたと言うことです。



http://baby-marriage.com/situation/divorce.html

つまり、25歳未満の若い世代では、でき婚で生まれる子どもが6割以上で、4割以上が離婚していると言うことです。

ただ、このでき婚.comの調査は、このニュースでも書かれていますが、どこまで正確なのか分からないので、同じく厚労省の平成21年度「離婚に関する統計」を調べてみました。



そこで、興味深いデータがありました。



年齢別の親権を行う者別離婚件数です。



つまり、親権を行わなければならない子どもがいる夫婦なのか、その親権をどちらの親が行うかを年齢別にしたデータです。



平成20年の離婚件数251,136組に対して、親権を行わなければならない子ども、つまり20歳未満の子どもがいるのが143,834組で、そのうち妻が全ての子どもの親権を行うのが118,037組です。



ただ、このデータで驚くべき数字は、これを男女別年齢別に見た数字で、このデータは5歳毎に分けられたデータなのですが、夫の年齢が2529歳で67.3%など、2549歳台では、みな60%台の夫婦が親権を行わなければならない子どもがいて、当然のことながら、それ以上の年代では、子どもが成人している人が多いのでしょう、この割合はどんどん減っていきます。



ところが、夫2024歳で80.3%1519歳では83.1%と、数字が跳ね上がっています。



妻の年齢別では、男性に比べ若干数字は落ち、1519歳で78.6%2024歳で72.9%が、親権を行わなければならない子どもがいるのです。



つまり、1519歳では、8割以上ができ婚で結婚し子どもを産み、離婚する夫婦の8割前後が、親権を行わなければならない子どもがいるのです。



この二つのデータで、でき婚の夫婦が離婚しやすいと簡単に結びつけることはできませんが、その傾向があるかもしれないことは言えると思います。



ただ、私は、でき婚を否定するわけではありません。

愛し合ってセックスをし、その結果子どもができ結婚する。



当然、結婚する前に関係を持つべきではないとお考えの方もいるでしょうが、これは、自然な流れであり、結婚に対して、生まれる子どもに対してしっかりとした考えや想いがあって、子どもに対してもパートナーに対しても責任を果たせば、でき婚でもいいし、結果離婚したとしても、仕方のない場合もあるでしょう。



しかし、避妊もせずに安易にセックスをし、子どもができたから仕方なく結婚し、結果自分の思うような結婚生活ではなかったからと、これまた安易に離婚する。



そんな結果を作った自分は、自分で選んだことですから、それで苦労しようがそれは自分の責任ですが、生まれた子供に責任はありません。



母子世帯の収入が低く、経済格差があると言われ、その影響で子どもの教育格差が生じ、将来さらなる格差が生まれると言う負のスパイラルがあると言います。



私のところのご相談者の中にも、「なんとなく流れで結婚した」などと言う方もいらっしゃいます。



そんなことで、子どもに苦労をさせることは、絶対に避けるべきだと思います。



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