昨夜は、たまたま見た「世界一受けたい授業」で、心療内科医の姫野友美先生が男と女の違いについて言われているのを見ました。



それは、男の脳は「解決脳」で、女の脳は「共感脳」だと言うことです。



男性は、何か問題があればその問題を解決しようと考え、女性は、何か問題があればその問題に共感してもらいたいと言うことです。



昨夜の番組は、たまたまチャンネルを変えて見た番組だったので録画をしていなくて、細かなことまで覚えていないのですが、この「解決脳」と「共感脳」について書かれている本があったので、それを紹介します。



その本とは、この姫野先生が書かれた「男はなぜ急に女にフラれるのか?」 と言う本です。



この本の「まえがき」に書かれているのですが、一つの例として、ある主婦が風邪をひいて熱を出した時に夫に対して「ちょっと具合が悪いんだけど…」と訴えたところ、夫から帰ってきた言葉が、「それじゃあ、夕飯はどうするんだ」だったそうで、自分の体調よりも食事の方が大切なんて信じられないということです。



そんな訴えに対して先生は、ご主人は決してあなたを心配していないのではなく、ただ単にご飯が作れないのなら、それをどうしようと聞いてきただけだと言います。



つまり、それが男性の「解決脳」による問題解決と言うことで、そのご主人にとってのここでの問題は、妻がご飯を作れないのならそのご飯はどうしたら解決できるかと言うことです。



でも、女性の「共感脳」では、そんな問題解決よりも、今の自分の問題である体調が悪いことに対して共感してもらいたいと思うもので、これをもしこの夫婦に娘さんがいて、その娘さんに同じことを訴えたとしたら、この主婦が求めている心配の仕方をしてくれるのではないかと言うことでした。



そして、ここで問題なのは、この違いについてそれぞれが気付いていないと言うことです。



この主婦は夫のことを「なんて冷たい人」と思い夫を責め、夫はそう思われていることに気付かずに、なんで自分が責められているのか分からずにいる。



もし、このような脳による思考回路の違いを全く知らずに、このようなすれ違いをしていたら、その溝はどんどん深まり、最後には「離婚」と言う最悪の結果になるかもしれないと、この本のまえがきにも書かれていました。



全ての男女でこの違いがあるとは思えませんが、こんな傾向はあるかもしれません。



もちろん、これは、女性にとっては脳と言うよりも感情的に持ってしまうことかもしれないので、そんな男の「解決脳」のことを知ったからと言って簡単に理解することは難しいでしょう。



でも、全く知らないでいるよりは、頭の片隅に置いているだけでも、少しは違うかもしれません。



一方、男性も、そんな女性の「共感脳」を理解してあげる努力も惜しまないで頂きたいと思います。



夫婦は歩み寄りが大切です。

何事も「お互い様」なのですから。


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