オリーブオイル、アロマオイル、ココナッツオイル……。
最近、
いろいろなオイルを使ったリラクゼーションが話題となっていますが、
アーユルヴェーダにも、オイルを使った健康法があることはご存じですか?
アーユルヴェーダの健康法についてお話します。
■料理に欠かせないアノ油で健康に!?
アーユルヴェーダには、
身体のあらゆる“穴”からオイルを入れる健康法があります。
テレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
オイルは目や鼻、耳などに入れるだけでなく、
マッサージにも使われます。オイルマッサージは、
リラクゼーション効果が得られるだけでなく、
毛穴からオイルが浸透することで、
全身にその効果を行き渡らせるという目的もあるのです。
さて、アーユルヴェーダで使用するオイルですが、どんなものだと思いますか?
実はみなさんがよくご存じの“ごま油”を使います!
あの食欲をそそる香りのごま油を使うなんて
想像がつかないかもしれませんが、
使うのは“太白油(たいはくゆ)”と呼ばれる、
白く透明なごま油で、
ごま油特有の香ばしい風味がありません。
アーユルヴェーダではいったん100°に熱して、
冷ましたごま油を使用します。
ごま油は、特に乾燥がひどい方・冷えの強い方にオススメです。
■「ごま油うがい」の驚きの効果とは?
それでは、ごま油をどのように使うのかをご説明しましょう。
アーユルヴェーダでは
オイルを身体に使用するのは朝一番が効果的とされています。
寝ている間、
体内では消化活動が活発に行われているため、
朝は老廃物が排出されます。
目覚めた時、老廃物は口の中に溜まっています。
そのため、歯を磨く前に朝食を食べてしまうと、
老廃物も一緒に体内に入ってしまいます。
ですから、朝起きてすぐに歯と舌を洗いましょう。
口の中がきれいになったところで、
いよいよごま油の登場です。
100℃に熱してから冷ました太白油を口に含んで、
10分ほど“ごま油うがい”をしましょう。
うがいといっても、
ごま油を口の中に溜めてブクブクするというものです。
こうすることで、歯や歯茎が強くなり、
口臭の予防にもなります。
また、継続することで、歯が白くなったり、
風邪の予防にもなりますよ。
【参考】
※ 田島恭子(2013)
三栄ムック 『女性機能を高めるアーユルヴェーダ式家庭料理-』【電子書籍】
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