1) ヨーロッパ各国では公共の交通手段がとても発達していて安い。スイス旅行の時はユーレルパスを購入し、スイス国内の鉄道は原則的に乗り放題だった。しかもヨーロッパの鉄道は空いていて長距離列車が満席で座れないということを経験したことはない。 市内の交通手段には1日、3日、5日といった地下鉄、バス、トラムの乗り放題券が充実していて便利だ。


下の写真はザルツブルグで買った美術館、博物館、庭園の入場券とバス、トラムの24時間乗り放題が着いたSALZBURUG CARDだ。48時間、72時のCARDもある。24時間のCARDは25ユーロ、約2千5百円。きわめて割り安で便利だ。



横浜・青葉台暮らし-SALZBURG CARD



下の写真は上段がザルツブルグーウイーン西駅の乗車券、特急券。このRAIL JETというオーストリア国鉄(ÖBB)自慢の高速鉄道は最高時速は230KMになる。二人で往復106.2ユーロ。下段は座席指定券で片道、この場合は二人で7ユーロ。最終的に往復の一人の料金は60.1ユーロ、日本円換算で約6千円となる。この間は190KM。帰りの切符は19:14 ウイーン西駅発で、20:48 ザルツブルグ着だから、乗車時間は1時間34分。日本の新幹線に1時間半乗って3千円ということは絶対にない。




横浜・青葉台暮らし-RAIL JET


2) 食事代だ。食事代は日本の自宅にいても一日に3食の食事が書かかるので、海外に行くことによる追加費用ではないだろう。ホテルは朝食付きにしているので、朝食代はホテル代に含まれる。昼食は見物する時間が惜しいので、基本的には軽食だ。カフェでサンドイッチとコーヒーが一番便利だ。場合によっては駅でクロワッサンなどのパンを買って列車内で食べると、昼食の時間が節約でき、その分1か所多くでも見物できる。


問題の夕食だ。日本のような居酒屋やラーメン屋は無い。ヨーロッパのレストランは何処でも店の前にメニューが飾ってあるので、メニューを見て値ごろ感を納得してから店に入ればいい。基本的にセットメニュー、定食はない。自分でメニューを見て選ぶ。スープ、オードブル、サラダ、メインデイッシュの4品。今までは2人でこれらを1品づつ注文していたが、量、ボリュームが多すぎて食べきれずに無駄が多かった。


そこである時からシエアーという注文の仕方を覚えた。量の多いサラダとメインデイッシュを一皿づつ注文し2人で分ける、シェアーする。たいていのレストランでは日本人は少食だと知っているので、シエアーというと初めから一品を2皿に取り分けてくれたり、取り皿を持ってきてくれる。パンはお代わりが自由なので、これで満腹になる。飲み物はと聞かれたら、私は必ずビール。水は有料で、ボトルに入った水を持ってくる。水道水は提供しない。水の注文は"NON GAS"と言わないと炭酸入りの水を持ってくることがある。


横浜・青葉台暮らし-FLENTZE
フレンツエのレストランで夕食。この後にメインデイッシュのトリュフ・スパゲッテイが来る。