黎明の書 巻之参 双貌の都 篠田真由美 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと

黎明の書 巻之参読了
長い、長~い3巻にも渡る導入部が完了したというイメージですね。
この先二人がどのような生き方をするのか
本巻でやっと登場した強敵と戦うのがメインなのか

なんとも、またもやお子様は失敗しています。
イライラはこの少年のドジさと、文章のダラダラさと
でも内容が気になる。。。 切って捨てられないジレンマです
黎明の書 巻之参 双貌の都 (トクマ・ノバルズ)/篠田 真由美
¥1,050 Amazon.co.jp
内容紹介
同じ“貴種”である隣国の領主から急襲を受け、自らの命運を悟り、城を破壊し、死を選んだシェミハザ伯爵。その嗣子イオアンは、侍者で人間の少年ラウルとともに、襲爵の許可を上王から得るため、旅立つ。追っ手から逃れる途中、元僧侶で戦士のハイドリヒや異国アルビオンから海を渡ってきた“貴種”の娘アイーシャとその同伴者である人間の娘シジマと知り合い、数々の苦難を助けられる。そして、神聖教会の“聖山”をかかえる都へ辿り着いたふたりに、新たな災厄が…。
“貴種”と呼ばれる吸血鬼が支配する世界。少年少女たちは、自らの運命に抗い、未来を切り拓く。絶好調冒険譚、第三巻。
都へどうにか着いた二人
世話になる商人の館には20年も居候をしているという貴種がいた
ホルヘ・ボルバなんておかしな名前を名乗る美しい貴種

彼はイオアンを都見物に誘う
案内された店は頽廃感漂う、イオアンとラウルには好感の持てない店だった。
都の人間も貴種も魅了しているホルヘ・ボルバ 聖山の神聖教主まで手玉に取る
彼の狙いは。。。
。。。と、好敵手現るでした。

前半は毎度のことで、長ながと状況紹介ともいえる文章が続きます。
もっと要点だけ読みたいと思ってしまうのだけど、そうすると「この登場人物は誰?」となってしまうし。
巻末には今回も番外編でアイーシャとシジマの旅模様が描かれて、こちらはとっても読み易い。

本編はイオアンとラウルの心の絆を描きたいのでしょうが、もう少し魅力的な二人ならいいのだけど。
却ってホルヘ・ボルバことイリヤの目的が興味深いですね。