0能者ミナト2 葉山透 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと

小説 『0能者ミナト』2 を読んだ
怪異討伐を行う二大組織 法力で討伐する総本山 霊力を使う御影神道
そのような特殊な力を使わずに知恵のみで怪異と対する九条湊
今回の怪異は《鏖》
0能者ミナト〈2〉 (メディアワークス文庫)/葉山 透
¥578 Amazon.co.jp
江戸時代―寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、「面白いかどうか」だという。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異―だが湊の腰は重い。皮肉げに「解決してみせるが、期待はするな」と不可解な言葉を放つ湊。実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでいた。(裏表紙より)

いつものようにミナトの事務所ではユウキが漫画を読み、沙耶がミナトに仕事をしろとせっついていた。
そして選んだ仕事の内容とは。。。

総本山の実力者、羅上率いる一隊が怪異に斃された。
生き残ったのは聖良という部下の青年一人。
その近くでは御影神道の実力者も斃されていた。

現れた怪異は鏖(みなごろし)
しかしミナトはこの悲惨な事件の裏には人間の作為を感じていた。

聖良は家族を怪異に殺され、一人羅上によって救われた過去を持つ。
その羅上のやって来た怪異討伐の裏を知ってしまったことで、この事件は起こったのか?
それとも実際に怪異はいるのか?
数百年前も今回も、鏖が現れた時と蜃気楼は関係するのか?
今回の犯人として総本山に囚われてしまうミナトはどうなる?


科学の力で怪異の原因を解明し、解決するミナト
今回も。。。前作も。。。なんで~?という解決方法が出てきて
ちょっとがっかりな作品です。 読みたい傾向が違っていたな… ミナトは皮肉屋で毒舌家 そこは面白いのですが、なんせ怪異の原因も解決方法も力が抜けるような内容でした。

なんといっても『人間が一番怖い!?』

シリーズは第3巻も出ていますが、もういいかな…この作品は




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