でも、日本画で。。。恵比寿で。。。落ち着いた雰囲気の山種美術館。大人向きです。
上野動物園へ来たジャイアントパンダにあやかりたかったようですが。。。
展示品は近代日本画のなかから動物を描いた作品
最初のうちは猫とかうさぎとか、動物をぽんと描いた感じのものが続いて変化がありません。これじゃ子供だったら飽きると思うよ。
ポスターやパネルの中央にいる竹内栖鳳の「斑猫」は前期8月21日までの展示なのでありません。
でも後期の目玉は速水御舟の「炎舞」
8月23日~9月11日まで展示されています。
山種美術館の所蔵品のなかでも人気が高く呼び物のこの作品がやっと直に見れました。
焚き火に集まった蛾を描いた作品ですが、炎の赤が美しく、また蛾も美しい。特に右側の蛾のブルーとグリーンが混ざったような薄い色がほんとにきれい。
展示は動物から鳥へ、そして水中の生き物から昆虫などへと移ります。
動物園~愛しきものたち~
干支のうさぎに猫や犬、牛などです。 愛しきものたち。そうですね~動物は愛しいです。
奥村土牛の作品が何点も展示されていますが、顔の描き方に特長があるのかな。
鼻先への頬からのすぼまり方がおかしかったですね。
迫力ある作品があったのが鳥 鳥類園~翼をもつものたち~ と題されたコーナー
山口華楊「木精」
木の根に一羽のふくろう
この色彩がたまりませんね~
そして上村松篁の「閑鷺」
こちらも背景の色彩に魅了されました。
水族園~水の中のいきものたち~
川端龍子「黒潮」と題されたトビウオの描かれた屏風
一瞬のトビウオの跳躍を表現している屏風ですが、色が夏らしくて涼しげ。
この水のなかのいきものに含まれたのが、蛙
柴田是真「墨林筆哥」 蛙が琵琶を弾いている画です。
和紙に色漆で彩色している独特の方法を用いた画家です。色鮮やかで、おもしろい絵です。
「墨林筆哥」というのは何点もの作品で構成されているので、前にもこの山種美術館で見ましたが、今回はこのかえるさんの作品だけ。
それでも印象的な絵です。
昆虫園~小さきものたち~
ここに「炎舞」が展示されていました。
8月もあとわずかですが、今日は暑くて 山種美術館は恵比寿駅からは緩やかな坂道を登って行くのですが、汗かいた~
夜は本格的な雨と予報で言っていたので早めに出かけました。
帰宅して我が家の愛しい 散歩して。
ところが散歩から戻って、しばらくしたら雷は鳴るし 大雨が急に降りました。
秋雨前線の南下で天気予報も雨の注意“関東大雨情報”が画面に出ています。台風も11・12号と二つも近づいている状態。
被害が少ないことを願います。