我が家でも娘が買ってきたので借りました。
執事に富豪のお嬢様刑事。上司の警部もちょっとズレた32歳独身の御曹司。お嬢様の麗子が突っ込む独白や会話、内容よりことばのおもしろさが楽しめた作品。
- 謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉
¥1,575 Amazon.co.jp - 執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!
- ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。(内容紹介より)
執事の影山は三十代半ば。喪服と見紛うようなダークスーツを着用。
その姿は高貴な家柄の人物にも、キャバレーの呼び込みのようにも見える。
サングラスでもかければ、りっぱに『その筋の人』のよう
このことばで影山がどのような人物か思い浮かぶ。その影山はしれーっと麗子に対して暴言を吐きまくる。
ここがツボですね。この作品。
「お許しください、お嬢様。わたくしはチャンチャラおかしくて横っ腹が痛うございます。」
なんなんだぁ~このセリフは!
こちらの方がおかしくて、おかしくて!
参ります
まして
「わたくし、執事の仕事はともかくとして推理とベースボールには自信がございます」
おいおい、執事のしごとは?!
なんて感じです~
下のランキングは「あるある!」と思いそうだが、実際には使われることの少ないシチュエーション。
ところがこのなかの一つが使われていました。わざとだけどね、きっと! そんな遊び心満載です。
goo ランキング |
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1 | メガネをはずしたら絶世の美女 |
2 | 曲がり角で出会い頭に人とぶつかって☆が飛ぶ |
3 | 食パンをくわえて学校までダッシュ |
4 | 恥ずかしいことがあるとすぐに赤面をしてしまう |
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