新宿損保ジャパン本社ビル42階 損保ジャパン東郷青児美術館
『ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010』
ポスターにもなっている〈マリー・アントワネットの肖像を描くヴィジェ=ル・ブラン〉
マリー=ルイーズ=エリザベート・ヴィジェ=ル・ブラン 長い名前!
「マリー・アントワネットと子どもたち」を描いた画家です。マリー・アントワネットに気に入られ、20点以上のマリー・アントワネットの絵を描きました。本人もきれい~
今回は画家の自画像
イタリア、フィレンツェにあるウフィツィ美術館「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる約1㌔の回廊が自画像の展示スペースになっている。
それぞれ自画像も個性的で、
これはリチャード・コズウェイ作〈自画像〉
空想上の扮装をしており、この作品は本人が60歳の頃の作だそうで、とても素敵な肖像ですが、外見に対する自意識がとても強いことで有名だった画家だそうです。わかりますね。絵では60歳に見えません。すごい自信だったのでしょうねぇ。
シャガールの〈自画像〉はやっぱりシャガールらしい…笑
工夫を凝らした自画像にはヨハンネス・グンプ〈自画像〉のように鏡に写った自分の自画像を描いているところがあって、鏡にカンヴァス、後ろ姿と3種類の自分が1作品に描かれていたり、ヨブ・ベルクハイデの〈アトリエの自画像〉みたいにリコーダーまで置いてある状態が描かれて、自分の教養をしっかり描いていたり。
自画像ばかりの展示ですが、いろいろあって楽しいです。
ちゃんと日本の画家もいました。
藤田嗣治〈猫のいる自画像〉
損保ジャパンの美術館は42階。窓からの眺めも良くて
↑下に新宿御苑、向こうに東京タワー
↓こちらは、まだ未完成のスカイツリーが見えました。
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