読書は通勤時間の楽しみ。図書館は職場の近く。
だから朝の通勤の時に借りた本を読み終わるのがベスト
なのにがまんできなくて、自宅で最後まで読んでしまった。
- シアター! (メディアワークス文庫)/有川 浩
¥641 Amazon.co.jp
- 小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…(内容紹介より)
母親似で面倒見が良すぎるお兄ちゃん。父親似で甘えん坊気質の弟
このDNAに萌え萌えでした。
出てくる人物がそれほどベタベタせず、読みやすく、笑わせたり、現実を知ったりとバラエティー豊かな内容でしす。
土曜、夜のチケットが完売…このシーンではそれまで笑いながら読んでいたのに、ついほろっとしてしまい
「更年期で涙もろくなったのよ」という言葉が浮かんだ=この言葉、つい最近どこかで読んだ! どこだっけ?(しをんのしおりだ)
なんて思いながら劇団のみんなの姿が思い浮かんで、よかった、よかった
素直に喜びを認められないお兄ちゃん 司の態度がかわいいです。 うれしいんでしょ。弟思いのお兄ちゃん!
しかし、内容はさすがにシビアな有川さん。これでもかと難題が!
嫌味な人が出てこなくてよかったです。巧の演出じゃないけれど、これ以上やったら客にその人が嫌われる! そういう作り方なんだ。さすが!
![ちわ☆わんつーmemory](https://stat.ameba.jp/user_images/20100604/13/mietyan/7d/b1/g/t00160016_0016001610574170049.gif?caw=800)