時は過ぎてゆく、人は変わってゆく、月曜日寧々が思ったこと、一週間経ち、一ヶ月過ぎ、一年経ったら~?
柴田さんの作品大好き! などと言いながらこの作品が出版されているのを見落として、ブロガーさんたちが取り上げているのを見て大急ぎでリクエスト まだあと2冊未読の作品も図書館へリクエストです。
- やってられない月曜日/柴田 よしき
¥1,470 Amazon.co.jp
- 私、高遠寧々、28歳。実はコネ入社だけど、いちおう大手出版社経理部勤務。彼氏なんていなくても、気の合う同僚もいるし、お気楽な一人暮らしを満喫中。でも、そんな平凡な日々にも、不倫、パワハラ、社内イジメなどなど、いろんな事件は潜んでて―。「やってられない」本音満載のワーキングガール・ストーリー(内容紹介より)
経理部配属で定年までこの会社にいる予定の寧々ちゃんの趣味は1/150の住宅模型をつくること。
母親の趣味だったドールハウスつくりから発展したことだけど、この模型つくりをしている時が寧々ちゃんの至福のとき。そのためには生活手段としての会社勤め。
…ところがそう割り切れないのが世の中で…
一人称で綴られる寧々ちゃんの気持ちと行動
ブスと自覚しているから、コネ入社と知られているから、何気ない他人の言葉に傷つく。
月曜日から始まって
「誰にもないしょの~」
「とびきりさびしい水曜日」
経理部の寧々ちゃんと総務部勤務の友人弥々ちゃんが葬式にかり出され~
二人の趣味がよく分かる。 笑いました。そして胸にジーンとくる。
甘くてしょっぱい~ ・ それでもうれしい~
全編それぞれ扱われている題材はよくある話。 それだけ世の中にもたくさんある話なんだろう。
そこを柴田さん流でさらっとおもしろく読ませて、そして前向きに締める。
命かけます、週末です
またまた、やってられない月曜日
寧々ちゃんは自分でも言っている通り恵まれている。
そして生きていく上での楽しみを見つけているからしあわせだ。
人それぞれたとえ小さくてもその楽しみを持っていることはしあわせなんだな~と思う。また、柴田さんに元気もらったかな?
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