- 下を読み終わった。
- 途中でわかりにくくなって、理解力が低下したか?それとも作者の特徴か?と思ったけど、どうにか最後ですべてがわかって「ほっ」
- ファンタジーは作品の世界観があるから、うまく入り込めないとおもしろくても途中で投げたくなります。最後へ持っていくおもしろさが大事だわ。これはファンタジーに限ったことではないですね。作者の表現力といったものが小説とノンフィクションのおもしろさなど好みが分かれるとこで、ときどき小説が読めなくなる理由です。「回りくどい描き方しないではっきりして」なんて言いたくなるのだけど、それじゃあ小説にならないよね。
- 翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)/妹尾 ゆふ子
¥945 Amazon.co.jp- 北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に身を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた!皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするが―。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマン(データーベースより)
ヤエトが都で身を寄せた皇女の実兄の館には呪師がいた。
北嶺に残った皇女を心配するヤエトに皇妹はジェイサルドという老騎士をつけてくれるが、この騎士がクワセ者 出てくる人がなかなかに魅力的です。
商人のナグウィンにしても裏があるし、「だれがどうで、彼がこうで」としっかり理解していないと登場人物に振り回されてしまいます。
呪師が皇女に行った名被せの術。北方から攻め込む敵。過去の出来事に活路を見つけるため、ヤエトは恩恵の力で皇女と一緒に過去を視る。
そして鳥たちの力の解放。
話がだんだん広大になっておもしろいのですが、第三皇子の思惑がはっきりしない。「何故?」とここだけ消化不良でした。
一人イラつく人物がいますが ほとんどが魅力あふれる人たちなのよね。ヤエトはお気に入りですよ。
遺憾ながらまた生き延びましたが…これはいったい誰のことばだ 本人か
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