1期を見に行った時セット券を買ったので。今度は正倉院宝物と絵巻物を見に 書は分かりません
しかし、1期も2期も混んでました。前へ進まない。わかるけどね。ゆっくり見たいのは皆同じだから。それだけ見応えあったし、
まず感激したのが
「聖徳太子像」 まさが本物を見ることが出来るなんて そして聖徳太子自筆とされる「法華義疏」
いろいろ異論はあるでしょうが、お札でお目にかかっていた聖徳太子です。 なんかこれだけでも来た甲斐があった。
上宮の文字が 右下に。
教科書に載っていた絵の実物を見れるというのは、感激です。この絵思ったより大きかった。
今回は絵巻物にしろ、屏風にしろ、細かく物語になっているものが多かったです。
1章 古の美
「杜家立成」は光明皇后の筆
「赤漆文欟木御厨子」は天武天皇から持統天皇へと受け継がれ
というように歴史のなかの天皇が、実際にその時目にしたもの手に取ったものが展示されていて、時代がずっと引き継がれていくことを実感させられます。
「螺鈿紫檀阮咸」表の部分は弦の後ろの丸い部分もちゃんと楽器を弾いている人の絵が描かれています。裏のオウムはヤコウガイとウミガメの甲羅を使ってあります。きれいですね。
「漆胡瓶」この形はペルシャで生まれたそうです。遠く日本へ伝わってきました。
この頃にも西からいろいろ渡ってきたんですね。
花びらですって、6枚づつ3種類が重なっている。どの展示品もみな細かい細工ばかり
2章 古筆と絵巻
「桂宮本万葉集」 紀貫之筆と伝えられていますが、今では源兼行筆だろうといわれているそうです。
「金沢本万葉集」 藤原定信筆 も展示。人麻呂の文字が。
書なんてわからない私でさえも、美しいとわかるほどきれいな文字の文書がたくさん展示されてました。
花札でも、書でも有名な小野道風 醍醐天皇がとても愛好したということですが、私にはどこがいいのか?わかりません。
びっくりしたのが「小野道風像」
これはほとんど同じものですが、小野道風ってこんな人 イメージがちがう~
見応えあるんだけどゆっくり見てられません。細かくいろいろな人物が描かれているんですよね。
絹地に描かれています。
絵巻物は飽きないですね。マンガの原点かと思えるほど。
最初にUPした「蒙古襲来絵詞」などもここに展示されてましたがこれは作者がわからないのかな?
2巻あって片方には武将の一人に季長と名前が入れられてました。
3章 中世から近世の宮廷美
「源氏物語図貝桶・合貝」
はまぐりの貝殻に描かれた源氏物語。同じ絵が貝殻の両方に描かれていてセットにする、嫁入り道具です。
きらびやか
源氏物語を題材にしたものが多かったですね。
この屏風は扇の絵を屏風に貼り付けてあります。扇絵なら俵屋宗達と言われたほど。
「寛永行幸図巻」狩野永納筆
この絵巻物だと思ったのですが、なにしろたくさんの人物が描かれていて、大納言だとか中納言、随身、上臈などのことばや個人の名前。
顔もそれぞれ違って、まさか似顔絵ではないと思うのですが、これこそマンガの元祖とか思いたくなってしまった。
絵巻物って楽しい~ 長時間しっかり見たつもりでも細かいところは思い出せなかったりできればまた機会があったら見たいですね。