陸行水行 松本清張 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと

陸行水行―別冊黒い画集〈2〉 (文春文庫)/松本 清張
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私が宇佐で出会った不思議な男は、篤学の士なのか、詐欺師なのか?
耶馬台国はどこにあったのか。古代史のロマンと推理の面白さを結晶させた
清張古代史の原点。

今年は松本清張、生誕100年ということで特集があり、

その中からタイトルだけでえらんだ本

どうも清張はテレビなどで、ドラマ化されているものが多く、先に映像で見てしまって、読む気にならなかったので、本をよんだのは、確か初めてあせる


本の紹介を読まずに、読み始めたので、謎がどう展開するのか興味を引いた本です。


まず、陸行水行は有名な魏志倭人伝のことば目 それで松本清張が卑弥呼について、小説の形を採りながら、自説を展開していくものだとして、この本をとらえていた。


あとで解説を読むと、清張はそう思われるのを嫌って、わざわざコメントを発表していたらしい。

また、そう思われていることで、古代史への方向が決まったとの事


文中には「まぼろしの邪馬台国」の宮崎康平を皮肉ってる?なんてところもありますが、それにしても、この「陸行水行」のことば、謎が深い


最近のテレビテレビ桃桃太郎を取り上げ、倭百襲姫命(やまとももそひめのみこと)が卑弥呼か?なんて説も出てましたが、不思議です。


小説の方は最後までどうなの?という疑問で引っ張ってくれました。

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