「家出提灯（いえでちょうちん）」
「寿司を強く握りすぎだ！」寿司のことにあれこれと口を出すダイゴヨウに怒った源太は派手な口ゲンカをした。本当のことを言って何が悪いんだというダイゴヨウに源太は「首だ！出て行け！」と言い放す。
源太の「どうせ夜しか役に立たない提灯」と言う言葉に傷ついたダイゴヨウは、どこかに飛んで行ってしまう。
ダイゴヨウは、昼間でも役に立つ所を証明するために、りっぱな仕事を探すことにした。しかし、提灯のダイゴヨウを雇ってくれるところなどどこにもない。
茉子は落ち込むダイゴヨウを励まそうとするが、ダイゴヨウは源太の元に戻る気はないらしい。そんな中、アクマロの命を受けたアヤカシ“ドクロボウ”が出現。シンケンジャーが応戦するが、分身の術を使うドクロボウに大苦戦。斬っても斬っても分身ばかり。ドクロボウの水切れにより窮地は逃れたものの、６人は大きなダメージを負ってしまう。
丈瑠は分身すべてを斬る気で、一人１０体斬る気でやるという。
茉子は源太にダイゴヨウと仲直りさせるために、ダメなものをダメと言われて傷ついたのはダイゴヨウも同じと説得した。
源太「俺は絶対謝らねえ。」
戦いの合間に茉子たちはダイゴヨウの行方を探すが、源太は意地を張って探そうとしない。そんな中、茉子は焼き鳥屋の提灯となって働くダイゴヨウを発見。ダイゴヨウは、生みの親である源太が、暗い闇夜を明るく照らすために生まれてきた提灯である自分の気持ちを分かってくれなかったことが悲しいと本音を打ち明ける。
その思いを知った源太は、ダイゴヨウに謝り、「戻ってきてくれ」と土下座をして頭を下げる。ダイゴヨウも非礼をわび、意地を張り合っていた２人もようやく仲直りをした。
そんな中、再びドクロボウが出現。ビルを爆破したドクロボウは、「俺って、すっげえ、かっこいい」と陶酔した。
シンケンジャーが応戦。ドクロボウは分身の術を使い大量の分身がシンケンジャーを翻弄するが、シンケンゴールドがダイゴヨウでドクロボウを照らすと分身はすべて消滅してしまう。
ゴールドとダイゴヨウ、さらにスーパーシンケンピンクの攻撃により、ドクロボウは大爆発。
しかし、ドクロボウは巨大化し、またしても分身の術を使い、ダイカイシンケンオーを攻撃。そこでダイゴヨウがディスクを投げつけて分身を一掃し、ダイカイシンケンオーがドクロボウを撃破。
仲間を気づかう茉子のおかげで、源太とダイゴヨウの絆はさらに深まったのだった。
今週は源太とダイゴヨウが口ゲンカで家出。ダイゴヨウは生まれて一週間なのに、寿司の握り方が良くないってどこで覚えたのかな。会社に面接に行ったり、自動車整備場で手が無いのに手先が器用と言ったり、面接のノウハウを知っているみたいだし、履歴書はどうやって書いたのかな？電話が無いと雇ってもらえないから、普通の立派な会社に就職が無理なのは知らないらしい。ダイゴヨウは謎ばかりです。
困っている人を放っておけない茉子が、２人の間をとりもって仲直りさせようとする、茉子の性格が良く分かる回。
本当のことをズケズケ言って、自分では気づかないうちに他人を傷つけることがある。教育的な話です。ダイゴヨウは自分の分身で性格も同じ、源太のような意地っぱりが土下座までして提灯に謝るのが、不思議な光景で、笑ってよかったのかな。
とりあえず、茉子のおかげで２人が仲直りして、丈瑠が頑張った茉子にインロウマルを渡して、スーパーシンケンピンクに！順番にインロウマルを使わしてもらえるようです。
ドクロボウは、どくろのような、ぼろ布のようなアヤカシで分身の術で分身を無数に生み出すことができ、本体はこの中に潜んで攻撃してくる。ナルシストで常に自分をかっこいいとうそぶいて、初めて合った者にも因縁のあるようなやりとりを強制し、陶酔するという。
狂骨（きょうこつ）という妖怪がいて、井戸に棲む白骨の化け物がルーツであろう。
ドクロの顔で自分をかっこいいと言い続けるほど自信があるのは、うらやましい。忍者のような分身の術ですごい数でした。実体は無いが攻撃は出来る不思議な存在だけど、光に弱いのは意外でした。
提灯の眩しい光が中心の回だから、夜の戦闘シーン。アヤカシだから、今まで夜に現れなかった方が不思議ですよね。夜だと黒子が消えちゃうし、黒いアヤカシは見づらくなるから、撮影しづらいからかな。アクマロの手下は、変わっている人間のようなアヤカシが多いな。
来週は、ある高校の生徒が無表情なのに気づき、ことはが生徒に、流ノ介が教育実習生として潜入し、外道衆の手がかりを探ることにした。源ちゃんが学生服を着ていたので、コスプレ回。ことはの涼花ちゃんは現役高校生だから、普段の高校生活が垣間見られるのかもね。
