ごみ出し日のポスター。
よく見るポスターだ。
ごみを出す曜日を確認するには
分かりやすいポスターだ。
だが私は
ごみの分け方、
可燃ごみ、不燃ごみ
というカテゴライズに違和感を感じる。
イラストをみると
可燃ごみ・・・魚の骨、生ごみ
不燃ごみ・・・靴、電球、プラスチック
が書いてあるのだが
生ごみのように
水気の多いごみ(一見、燃えにくいもの)が
なぜ「可燃」ごみなのか
また
生ごみ(水気の多いもの)と
紙くず(乾燥したもの)を
同じ袋にいれることに
違和感を感じていた。
おそらく「可燃ごみ」「不燃ごみ」に
なった経緯としては
燃やして処理するごみ、燃やさず処理するごみ
という処理方法に由来するのだろうが
あまり本質的な分け方ではないと思う。
たとえば
1)生ごみ
2)燃やすごみ(紙おむつ、服、紙くず、木屑)
3)リサイクルごみ(紙、鉄、プラスチック)
の3つに
カテゴライズしたとすると
1)は、基本は家庭で処理できる仕組みにする。
ディスポーザー(下水処理)か、堆肥にするか
3)は、素材別の分別を徹底し、
ごみの総量を増やさないようにする。
メーカーがリサイクル前提で商品開発を行う。
ということを考えると
2)をいかに減らすか
ということが、今後問題になってくるのではないだろうか。
可視化という視点で考えると
●「可燃」という名前だとポジティブに感じるので
罪悪感を感じるような名前に変える。(例:無念ごみ)
逆に不燃ごみは「リサイクルごみ」
●2)の袋をメッシュ(網状)にする(生ごみを排除)
●リサイクル可能かどうか素材に明記し、できるだけ3)へ
というアイデアが
考えられるのではないか?