迷子のステキな思い出 | 40代からの人生逆転! 不安不満だらけの私を変えた、5つの法則

40代からの人生逆転! 不安不満だらけの私を変えた、5つの法則

40代、それは人生の折り返し地点
新たな自分への出発点!

あなたの経験を財産に
新しい生き方を見つけよう

行きたいところへ行って
やりたいことをして
「これでよかった」と思える人生にしよう

人生を楽しもう!!

こんばんは

今日は寒い一日でしたね
みなさんいかがお過ごしでしたか

みなさんは小さい頃に
迷子になったことがありますか?
私はその迷子の話で
とても忘れられない
思い出があります

〈 関連記事 〉
25年間迷子だった男性の話
http://ameblo.jp/mieko-i/entry-11201783981.html


それは私が
小学一年生か二年生の頃
だった気がします

放課後同じクラスの友人たちと
ちょっと離れた友人の家に
遊びに行くことになりました

友人たちは自転車
当時私はまだ自転車に
乗れませんでしたので
後ろから走って行くことに
なりました

行きは良かったんです
でも帰りが悪かった
遊びに夢中で、
気がつけばもう
薄暗くなっていました

行きは私の歩調に合わせて
ゆっくり走ってくれたのですが
帰りはそうは
「走ってついてきて!!」 と
後ろも振り返らず
猛スピードで
走り去っていったのです

当然私はついていけるはずもなく
置いてきぼり
辺りを見回してみても
全く知らない場所

もうすでに日は沈み
あたりは真っ暗
人っ子一人通らず
不安と心細さでとうとう
泣き出してしまいました

そんな時
一人のおばさんが通りかかり
声をかけてくれたのです

「どうしたの?
迷子になったの?」

その問いに
私は何も答えることが出来ず
ただ泣きじゃくるだけでした

そのおばさんは
「可哀相にねぇ、怖かったろう」と
おばさんの家に
連れて行ってくれました

そこにはおばさんのだんなさん
私からすればおじさんがいて
何かあったかい飲み物を
頂いたような気がしますが
よく覚えていません

とにかくその二人の顔が
とっても優しくて
あったかくて
安心できたのを
覚えています

しばらくしてその家の息子さんが
仕事から帰ってきて
おばさんが
「送っていってやって」といって
車に乗せて
家まで送ってくれました

その息子さんも
とっても優しい顔をされていました

車の中で私は
息子さんの問いかけに
「あっち」とか
「こっち」とかいうだけで
何もしゃべれませんでした

家に戻ると母が
とってもびっくりした顔をして
息子さんに何度も
お礼を言っていました

ここでも私は
お礼をいえなくて
ただうつむいていました

もう何十年も前のことなのに
あの時のことは
はっきり覚えています

思い出すたびに
あのおじさんとおばさん
息子さんの
優しい顔が浮かんできて
私もあったかい気持ちに
なることが出来ます

その度に心の中で
「ありがとうございました」と
手を合わせています

今はもう老夫婦になっていると思いますが
どうか元気でいて欲しいです

あの時はありがとうございました

幼い日の、
とっても素敵な思い出です
私も誰かの心の中に
忘れられない思い出を
残せるような人に
なりたいものです

あなたは思い出すたびに
あったかい気持ちになれる
そんな思い出はありますか