三重県版事業仕訳の成果 | 田中松緑のブログ

三重県版事業仕訳の成果

仕訳対象を40に限定した三重県版事業仕訳が実施された。やらないよりはよいが…。結果は今後の行政に反映されるだろうか。

不要6、再検討17、国などに移管3、要改善13、現行どおり0、拡充1の結果である。

5年間継続かつ500万円以上の事業が「不要」と評価されると、多額の無駄使いを長く放置してきたことになる。

「再検討」は、事業の必要性を認めたとしても、費用対効果がないため、継続すべきでないとの評価だ。

「不要」と「再検討」が仕訳対象の過半数ということは、対象外も含めて、無駄使いの事業が多いことが推定される。

自画自賛の県行政を第三者が厳しく評価した結果は、県議会が行政を監視できていないことを示している。

これだけ無駄使いと評価されても、誰にも責任がないのが、すごいやんか三重県なのか。

対象外事業も同じ評価基準で厳しく見直す姿勢がないと、県民の行政不信が高まるのではないか。