やっぱり秋が好きだなーと思う



秋にしかないにおい

秋にしかない透明感


寒くなるにつれてどんどん澄んでく空気の流れが大好きだ。



仕事を終えて

外に出て


あ、やっぱり冷えてきたな とか思いながら夜空を見上げる瞬間が好き。

なんでかわからんけど、秋がくるとつい空を見上げる。




秋は思い出が深い


楽しいことも悲しかったことも全部、切なさ っていうフィルターを通してまぶたに映る。


大したことないのに何でもドラマチックに感じてしまう季節だから

そりゃ思い出も勝手にドラマチックに深く根付いちゃうんだろう。


それが良かったりするんだけども。

アンニュイ。





小学生の秋は

毎年通学路がいちょうの葉っぱでいっぱいになってて、それを踏ん付けて走るのが大好きだった。

あと運動会で家族が応援に来てくれることと

おかんが好物の海老天を大量に作ってきてくれることが嬉しくてしょうがなかった。

デザートは決まって梨。




中学生の秋は

修学旅行が楽しすぎて、旅行の最中になんとなくノリで他のクラスの男の子と付き合った。

その男の子は鼻と耳に安全ピンが刺さってて
眉毛は無かった。

受験のために通ってた塾で、木更津キャッツアイを見たいがためにクラス全員でボイコットを起こした。




高校生の秋は

コンクールで悔しい結果になって泣いた

部活帰りのバイクが肌寒くて、あったまるために毎晩ファミマでおでん購入。

テスト期間は放課後必ず志摩の家に行きしょうこが来る度にタバコを隠していた。




専門の秋は

毎晩遅くまでナカヒエ公園で体育祭のパフォーマンスの練習して飲んでた。

当日は朝から応援席で焼酎飲んで焼鳥食べてムカデ競争でまさかのチューチュートレイン。

体育祭準備期間中なぜか館内のBGMがずっと倖田來未。

この時期容姿がありえない程派手だったため大半の後輩にヤンキーと勘違いされていた。




社会人デビューの秋は

仕事終わりに一杯ひっかける を習得

誕生日にピカチュウの覆面被って路上で踊ってたら警察に補導された。

大分の九重山に登って自然の偉大さに驚愕

山頂で食べたうまかっちゃんが本当にうまかっちゃんだった。




それからまたいくつかの秋を経て



今年の秋は、、、

どうなるかな。



とりあえず仕事面も、対人関係も、恋愛面も、何かと新鮮なことは間違いない。


また 自分にとって印象深い秋になればいいな。


きっとなる。





うん



私がなぜこんなにもセンチメンタルかというと



ホー〇スが優勝したせいで明日から緊急セールだから


現実逃避したいだけですね。





おやすみなさい