子宮筋腫摘出手術、無事終わりました
こんにちは！
さぞかし苦手なくず湯ですら美味しく感じるだろう！と思いましたが、やっぱりくず湯はまずかったです。
Michiyoです！
手術が無事終わり、自宅療養期間に入りました！
なんやかんやバタバタしてて、今更の更新になりました。
先に感想言うと…なめてました。
手術をなめきってました。
沢山の方々や担当の先生が「簡単な手術だから」と言ってくださったので、
最初こそ不安があったものの、入院時には「ピッと取って終わり！」くらいに思ってたのです。
そんなことはない。
手術は手術なのだ。…が、今回の感想です。
こんなこと言ったらもっと大変な病気や大きな手術をされてる方には失礼ですが、
子宮筋腫摘出手術だって、立派な手術なんです。
本当なめてました。すみません。
…というのも、初めて手術を経験して本当にしんどかったんです。
お見舞いに来てくださった皆様、病院のスタッフの皆様、そして今回は母へ本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、そんなわけなので順を追ってお話したいと思います。
9/27,手術当日、私はその日の2番目の手術だということで、前回日記の通り病室で点滴のすったもんだがありつつ、オペ服に着替えて３時くらいまで待機。
３時から移動。
エレベーター前まで母に見送られ、「じゃあね」と手を振り意気揚々と手術室へ…。
エレベーターで手術室が並んでいる階に到着し、自分の手術まで歩いていく。
機械が沢山の並び、番号が書かれた手術室はそれぞれ手術中だったりそうじゃなかったり。
この時点でめっちゃ怖くなってきまして、なんでこんな手術することになったんだ…と思い始めました。
手術台に乗って怯えている私に看護婦さんに
「フワ〜とする薬打ちましょうね〜」と言われて打ってもらいました。
打たれた途端に「泥酔」のような状態になり、個人的にはその酔っ払ったような感覚は気持ちよく感じられないので「うわ…気持ち悪っ…」という感想でした。
その後すぐに体を丸められ背中から麻酔を注射。
あぁ、これで意識なくなるんだな…と思って
「それでは皆様、宜しくお願い致します」と言って、その場に居たお医者さん看護婦さんたちが一斉に「はい！」と言ったのを聞いた瞬間、意識が飛びました。
夢を見ました。
病室で知人が私の顔を覗き込む夢。
知人が私の顔を見てホッとしている。
…と思ったら次の瞬間。
「はい！息してくださーい！」
え！え！？と混乱しながら口で息を吸おうとしたら
「ウォッホゴッホウォエッホ」
(息、吸えねぇー苦しー死ぬーーー！)
もがき苦しんでたら次は
「鼻で息してくださーい！」
スゥーーーー
吸えた！なんでやねん！と思いつつ、移動ベッドで運ばれつつ。
麻酔の感覚が残って気持ち悪くて、今でも思い出すだけで吐き気がするほどです。
気持ち悪っ…と思ったらまた意識飛んで、
次は病室の自分のベッドでした。
酸素マスクとか足につけられた血栓防止の装置だとかカテーテル、背中の点滴に手の点滴で完全がんじがらめ。
相変わらず気持ち悪い。
お母さんや駆けつけてくれた知人が呼ばれる。
お母さんが顔を覗き込んで
「あぁ、意識戻ったな」と言って、代わる代わる知人が2人交代で顔を覗きにくる。
あ…デジャブ…と思いつつも言葉は発せず。
そんなことより気分が悪い。
必死に看護婦さんに訴える。
「ぎぼひわるい…(気持ち悪い…)」
吐き気止めを打ってもらって少し楽になったら、また意識が飛びました。
夜中に何度も何度も目が覚めて、夜が長かった。
朝になればお母さんが来てくれる。
水も飲めるかもしれない。
カテーテルが抜ける。
歩ける。
昼からは流動食だって食べれる。
さっきは23時だった。
看護婦さん来たから時間聞こう！
「今何時ですか？」
「１時です」
まじかーーーなげーーー。
そんな感じで
9/28,やっと５時。病室に入り込む日差しに心救われながら６時。
水を飲んで良い許可がおりた。
血栓防止装置もとれた。
手術で出血が多かったらしいけど、血液検査の結果、貧血なし。
８時、お母さんが来た。昨日ほとんど会話できてないから心配だったらしい。
トイレまで歩行訓練。
歩けたけど、急に血圧が下がって吐きそうに。
吐くものないけど…。
そこからカテーテルとオムツが取れました。
血だらけでビックリ…。そこから全ての尿を取り置き。
お昼前に「ガスが出たら流動食から食事始めますよー」と看護婦さん。
まじか！胃とか腸の手術じゃないから食事はすんなりできるものと思ってたらガスミッションが！！！
お腹ペコペコだったので、ガスを出すのに集中することに。ゆっくり寝返りしたり、立ってみたり、もう必死。しかしガスは出ない。
あ、出そう！と思うと私と母の期待に腸がプレッシャーを感じるのか凹んでしまいます。
夕方になってもまだ出ない。
ここで看護婦さんに懇願。
「お腹空きすぎて…でもガス出なくて…なんとかなりませんかね…」
言ってみるもんですね。
流動食の許可が出ました！
その時の流動食がこちら！！！
さぞかし苦手なくず湯ですら美味しく感じるだろう！と思いましたが、やっぱりくず湯はまずかったです。
しかも、食べてる途中でガスが出ました。なんでやねん。
そして母がホテルへ帰っていって、長い夜が始まりました。手術当日よりは眠れましたが、やっぱり熟睡はできず。
9/29からは食事も安定してきました。
朝
昼
晩
気分もすこぶる良く。
しかし手術してからずっとある微熱は下がらず。
そのせいかダルさがずっと続いていました。
これとホットフラッシュが重なるとしんどかったです。
この微熱は手術時子宮に溜まった血を子宮が吸収している時に出る熱なので心配いらないとのこと。
普通の切開手術なら血を洗ってしまうそうなんですが、今回は腹腔鏡手術だったため血はそのまま残ったということです。
そして、今日は洗髪してもらった。
流し台に顔を突っ込んで洗ってもらうシステムでしたが、洗ってもらえるだけ良い。
サッパリしました。
9/30,次の日。
この日は朝から子宮の辺りが鈍痛。
わめくような痛みではなく、生理痛かな？くらいの。
内部の痛みは神経の伝わり方が体の表面とは違い鈍痛になると聞きました。
ここまで痛みについて書きませんでしたが、痛くなかったんです。
子宮内部の痛みも、表面の傷も痛みを感じませんでした。
ここへ来て初めての鈍痛なわけですが、背中に刺さったままの麻酔薬からさらに追加で投与。
すぐ楽になりました。
あとは元気で、血液検査も異常なしとのこと。
夜には点滴も取れ、背中の麻酔薬も取れた。
予定通り明日退院。
夕方にはシャワーを浴びました。
この日のご飯
朝
昼
晩
この日は眠剤をもらい、2〜3時間は継続して眠れました。
10/1退院の日。
最後の朝ごはん。
この牛乳ともおさらばだぜ。
(牛乳苦手)
代金は限度額認定証を使って随分安くなりました。
金額言うと収入バレちゃうので、参照のサイトを貼っておきます。
この金額はひと月あたりの金額なので、私みたいに月を跨ぐ人は要注意。
9/26〜9/30は限度額でいいのですが、残り1日はキッチリカウントされます。
10時までに精算し、無事退院しました。
お腹の傷は、
おへそに5ミリ、その左右少し下に各5ミリ、おへそから10センチ下に15ミリの計4カ所に穴が空いており、そこを縫ったのかなんなのかわからない(テープ貼ってあってわからない)のですが、たまに突っ張るような違和感があります。
痛みはその突っ張りが大きい時に少し。
例えるならアロンアルファで指と指とくっくけてしまだた時に無理やり剥がそうとするような…感じ（笑）
傷口に貼ってあるテープは半透明で少し透けてるのですが、「自然に剥がれるまでそのままで」とのことで、何回もシャワー浴びてるにも関わらずまだ付いてるのでよくわかりません。
痛みは殆どないのに、お腹を凹ましたり動かすのが少し難しいです。
押さえつけるわけにもいかず、そのままマキシ丈のワンピースを着て歩いてるのですが、
腹の肉が歩くたびブルンブルンして傷口が引っ張られて痛いんですよ（笑）
だから妊婦さんみたいにまん丸の出っ張ったお腹を抱えて歩いてます。
ヒールも履かないようにしてるし、ワンピースだし、お腹を抱えてるしで、本気で妊婦さんに見られてるようで周りの方が優しいです(´･ω･`)
皆様には痩せてからの手術を是非オススメしたいです。いや、マジで。
15ミリの傷口が少し凹んでいるのでおへそが２つあるみたいになってます。つらい。
今はリハビリにスーパーまで買い物するくらいに行動を抑えてますが、
日に日に痛み止めを飲む回数も減ってきています。
1ヶ月検診、3ヶ月検診と終えたら日常が戻ってきます。
あと将来のことといえば…
筋腫が内宮のかなり近いところにあったらしく、そのせいで少し手術難しかったんだそうな。
それがゆえに、出産の際は帝王切開必至だそうな…こわひ…。
有難いことに12月のお仕事も少しずつ入ってきました！
もうその頃には元気満タンだと思いますので、
皆様にお会いできればと思いますっ！
では、めっちゃ長くなりましたが、こんな感じで皆様に支えていただき、無事乗り切りました！
これからも頑張って活動していきたいと思いますので応援よろしくお願い致します！