現実は。 | michiruaxeru

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BRASIL大好きaxe,sambaのインストラクター・MICHIRUのblog 

日本が、まだブラジルダンスの見方がわかっていないことが、すごく残念に思う。

先日のショーで、お客さんにお尻を触られた。許してはいけないと腹がたち、お客さんやけどビンタをしてしまった。

私の苛立ちはピークに。

階段をわざわざ上り、勝手にステージにあがり、ひと踊りしては退場していく。

しまいには、ステージの横であぐらをかき、ビールを飲みだし、ふざけてビールをこぼす。

なぜホテルやクライアントは怒らないのか。

こんな仕事はしたくない
お金はいらない
仕事がなくなってもいい

だから、お尻を触ってきた客にビンタをした。
ステージに座ってる客に、おりて下さい。と踊りながら言った。

ふざけている。

私は本気で踊ってるんだ。

昔は、日本人だから、見てもらえないのか、、、
私のショーがよくないから、見てもらえないのか、、、

と凹んだこともあったが、
そうじゃないことが、わかった。

ブラジルから来ているダンサーのブラジリアンショーでも、そんなことがあったからだ。

日本人は見方がわかってない。
楽しみ方が間違えている。

ブラジリアンショーのときは、服を脱ぎだした客がいる。
最低だ。

ブラジル人が踊ると、客は、身体の感想しか言わない。

本当に日本人は馬鹿だ。

クライアントからは、デブやガリガリをダンサーに呼ぶな!と言われる。

もちろん、こんな性格の私は言い返した。

見た目じゃない!
そんな仕事はしたくない!と。

見た目が大事ならモデルに衣装着させたらいい。
そんなのブラジルダンスじゃない!

日本のお客さんはブラジルダンスを求めていない。

そんな環境で踊る意味があるのだろうか。
私の思いやエネルギーは、いつ伝わるのだろうか。

悔しい。
腹がたつ。
悲しい。

でも、闘うと決めたから。
踊り続ける。
信念をもって、、、



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