◆つまり縄文人から弥生人への変化などはなかったのです

大阪には古墳が多く、また工事現場から古代遺跡が見つかることも多い。

それでいたるところにそれらの資料館があり出土品が展示されている。

そこで、例えば土器について、解説には、渡来人が作ったと書いてある。
建築の遺構についても、渡来人が作ったと記されている。

日本人は、京都に行けば、平安時代から1200年続く日本社会を目の当たりにすることができる。

そこに存在する、日本人が普通に接している器や建物には、渡来人の影すら見えない。

全て日本人が作り出したものだ。

言葉も例えば渡来人が朝鮮半島から来たとされ、大活躍しているのに、
日本語は朝鮮語とは全く違った言葉である。

秀吉の朝鮮征伐後に陶磁器の作成技術が朝鮮から伝えられたと言われている。

しかし、半島からは、日本に在る連房式登り窯が発見されていないのだ。

であるにも関わらず、現在の日本人が接する古代は最初に記したように、渡来人だらけなのである。

ーー

この調子だと、2000年後に、もし記録が消失していたとすれば、
恐らく、江戸から明治への変化に対しても渡来人説が出されるだろう。

しかし、明治を作ったのは、江戸を作った人々と同じ人たちだったのである。
 

もう古代の、優れたものや画期的なものに対して説明できない時に渡来人説を用いるのは、止めるべきだろう。

ーー

しかし日本には、どうしても渡来人説を採用しなければならない人々が、
大学や日教組の中にいるらしいのだ。

つまり、渡来人説には作為があると書いている人がいるのでお目に掛ける。


ーー以下「ねずブログ5/6」より抜粋編集qazx
 

「縄文人と弥生人」の頭骨の比較写真が、なんと偽造(変造)だというのです。

この話は、先日行われた日本史検定講座における長浜浩明先生の講義で、私も初めて知ってびっくりしました。

弥生人の本物の写真を見ると、
それを線対称にして、張り合わせ幅をわざと狭く、つまり細長に見えるようにしていることがわかります。

古代史の分野では、戦後左翼系の学者たちによって、こうした改ざんや証拠の捏造が、繰り返されてきたのです。

ーー

それでは、なぜ、このような日本の古代史に関するデータの改ざんや捏造が行われ続けてきたのでしょうか。

それは戦後の占領軍総司令部GHQの「思想」に基づく検閲があり、
その「思想」に沿って改ざんやねつ造が行われたからだと言うことになります。

その「思想」とは、以下のようなものでした。
 
1、日本人は、混血でなければならない
2、日本人は外来種によって征服され成立したものでなければならない
3、日本には固有の文化はない
 

検閲を行い、この「思想」に反して、

日本の古代から中世、近世、近現代へと続く歴史を、資料に基づいて研究していた歴史学者たちを大学から追放したのです。

ーー

まず日本書紀を研究し、神代からの天皇の歴史をまともに研究する教授たちを、ことごとく追放してしまいました。

生き残った教授たちは、一斉に、戦前までの日本史を頭から否定する学説を発表しました。
 

なかでも有名なのが、
東京大学の江上波夫(なみお)名誉教授の「騎馬民族征服王朝説」です。



「思想」を忠実になぞっています

長浜先生によると、あれは江上教授の
「私は日本書紀を否定してますから、どうかクビにしないでください」というアピールに他ならないとのことです
 


「騎馬民族征服王朝説」は、昭和23年に発表されたのですが、
いまも強固に歴史学会、人類史学会、考古学会、古文学会等に、根強く残っています
 



ーー騎馬民族征服王朝説」とは

かつて日本列島には、鹿の毛皮をまとっただけの、
ほとんど原始人のようなオクレタ生活をしていた縄文人たちが住んでいた。

そこに2500年ほど前に、朝鮮半島からススンダ稲作文明を持つ渡来人(弥生人)たちがやってきた。

そして縄文人と、日本民族は入れ替わった

弥生人豪族たちも、文化程度は低く古墳などの土盛りをして、勢力を誇示していた。

7世紀になって、朝鮮半島からの渡来人が、日本人に箸の使い方から文字、仏教などを教えた。
 

渡来人によって文明化した日本人が、明治以降、その朝鮮半島を征服し、

若い女性をことごとく性奴隷にしたあげく、大陸においても残虐な人殺しをし続けた。
 
という、自虐説です。もはや現代では否定されていますが、いまだに信じている人たちも多い。非常に罪深いものである。
 
そうした日本人のもとになっているのが、
弥生時代に渡来し、縄文人の男たちを皆殺しにし、縄文人の女たちを強姦し抜いた血に基づくものなのである
 

ーーと続いて、ぐるりとまわって現代と古代がつながるわけです。

この話は、「思想」に沿った作文にすぎません。

と言いますのも、この「思想」に反する実証学的な証拠が、数多く提示されているからです。
 

しかし「思想」に反する実証学的な証拠は、ことごとく証拠として採用されることはなかった。

完璧な証拠をそろえても、学会からは排除され、あるいは無視され、決して日の目をみることはなかったのです。

逆に、この「思想」に沿う内容であれば証拠が全くなくても、ニュースになり、
書かれた本は文科省や教育委員会の推薦をもらえたのです。
 

イカサマ学者や左翼系出版社は、
この仕組みによって、日本社会を、今も「思想」的に支配しているのです。

東京書籍の小学校歴史教科書の代表執筆者・佐々木毅は、元東京大学教授で、
その後、東大の学長、そして学習院大学・教授になって、いまは学士院の会員となっています。

この人たちが書いた教科書をみると、この「思想」がそっくり書かれています
 

そしてこの「思想」が子供たちに「事実」として刷り込まれています
実に、とんでもない話です