リビア:また別の戦争、また別のうそ八百
  Libya: Another War, Another Packof Lies
  (ラエルサイエンス英語版3月21日配信分)
http://www.activistpost.com/2011/03/libya-another-war-another-pack-of-lies.html


協力しあう国際金融家たちは、危険なことに、崩壊のストーリーを弄ぶように計画しています。

ノーベル平和賞を首から提げた彼らのあやつり人形、オバマ大統領と、”過激な改革者”デビッド・キャメロンは、イラク戦争と同じく、うそ八百を基本とした、別の戦争を先導しています。

退屈するほど多くの、すぐばれるうそを数週間にわたって広めた後、欧米は自分たちの行動を合法的に正当化したり、隠したりすることもなく、国連の許可の判が押された”飛行禁止空域”を引っ提げて、戦争を進める決定をしました。


飛行禁止空域は、カダフィの飛行機が飛ばないようにすることと関係ないどころか、欧米軍のミサイルと航空機によるリビア爆撃のためと言い換えることができます。

その目的は、欧米によって支援されたリビア反乱軍の形勢を有利にするためです。


うそ八百


ロンドンテレグラフ紙には、「カダフィが欧米世界の意見を受け入れず、リビア市民への攻撃を続けたため、イギリスとアメリカはリビアにミサイルの雨を降らした」という見出しが躍っていますが、実は同紙は欧米の諜報局の情報を引用して、カダフィはべネスエラへ逃げたと述べています。

もちろん、カダフィが”市民を攻撃した”という証拠は、まだ全く示されていません。


アメリカ国防省のロバート・ゲイツとアドミラル・ミューレンは、その件について、まだ何の確証も得ていないと認めています。

その上、BBCニュースも、カダフィの市民への攻撃という自分たちのリポートを、正しいかどうか確証するのは不可能です、と明らかに小さな脚注をつけています。

BBCは記事の中で、「リビア国内からの報告の困難さ」について述べています。:「BBCや他のメディアは、リビアの現場にいるリポーターの報告に頼っています。彼らの電話越しの話は、砲撃の音などがしばしば聞こえてきて、生々しいのですが、その話が正しいかどうかは確認できません。そのため
、私たちは、彼らの話を”事実”として紹介しません。それらは”主張”もしくは”申し立て”なのです。」


明らかにそれらの”主張”や”申し立て”は、地球支配主義者(グローバリスト)の征服戦争へゴーサインの判を押すために、国連が必要としているものです。

地球支配主義者らは、国々を縫い合わせて、一つの世界政府を作ることを継続中です。

ロシア政府は、カダフィによる市民への空軍攻撃などは全くなかったという証拠を提示するまでに至っています。

地球支配主義者らが所有、経営するメディアは、カダフィはべネスエラに逃げたと主張していますが、もちろん彼はまだ明らかにリビアにいます。


地球支配主義者の英国国際戦略研究所(IISS)ですら、1時間20分の作戦会議で、カダフィは、欧米軍の攻撃により多くの市民の犠牲者が出ないよう、国内で並外れた対応策が試されると指摘しているほどです。

確かなのは、リビアの反乱運動はほぼ30年間、アメリカとイギリスの援助を受けてきたということです。


リビアの”怒りの日”、すなわち反乱を求める声が最初に起きたのは、ベンガジの路上からではなく、ロンドンを拠点とした団体、NCLO(リビア反体制国民会議)からなのです。

実際、NCLOのリーダー、イブラヒム・サハドは、リビア動乱の幕開けの日に、ワシントン、ホワイトハウスの前に座って、欧米メディアのインタビューを受けています。

そして彼は、飛行禁止空域、軍事干渉という欧米の思惑を、一語一語オウムのように反復しました。

リビアの野党、NCLOのリーダー、イブラヒム・サハドはホワイトハウスの前でオウムのように、リビアへの軍事侵入という地球支配主義者の要求をくり返したのです。


また、イギリス諜報局MI6やオサマ・ビン・ラディンと付き合いのあった、ノーマン・べノットマンのような自称テロリストらが、リビアの武装反乱グループに全面支援を表明していることも確かです

アメリカ国防省がカダフィを権力の座からずりおろすシナリオを、グローバリストすなわち地球支配
主義者らが決定したのは明らかです。もし、今行われているミサイル爆撃が決定的な役割を果たさなかったとき、地上部隊が送られるでしょう。

地球支配主義者らが所有し、協力し合うメディアは、恥ずべきことに、先例のない、ずうずうしい宣伝を新たに行っています。彼らの協議事項をたたき上げて、現実のものにするためです。


福島を忘れるな

地球支配主義者らの”国際共同体”は今、かつてないくらい違法的で、戦争に散財し、権力を乱用しています。

日本が、津波と原発による歴史上最悪の大災害を被っている一方で、欧米は、おざなりで見せかけの人道主義の下、資源、エネルギー、それと戦争利益とリビアへの占領拡大をねらっています。

うそ八百を基盤に他国へ武力侵攻することを、悪いというだけでは十分ではありません。現実的大災害の真っ只中で、対応策が必死に求められているときに、リビアへ武力侵入するのは犯罪中の犯罪です。

欧米はまたしても、自分たちが人類への最悪の犯罪者であることを証明しました。


津波と同時にリビアに対して行動を起こしたこと、そして困っている日本に対して何の行動も取らないこと、そんな地球のほとんどの人々をのけ者にするような、利己的で無責任なリーダーシップは、私たちの尊敬、従順、支持に価しません。


世界を支配するごく少数の、協力しあうユダヤ国際金融家の存在に気づいてください。彼らは悪意に満ちた、でしゃばりな”グローバル・コンセンサス(世界的意見の総意)”をでっちあげています。

そして、彼らを最大限にボイコットして、その座を永久に取り上げ、権力を小さくすることで、彼らを破産させましょう。