その道は、いつ始まったのかは分からないのですが。
きっかけは、昨年3月に参加した「ぶらり♪まちなか劇さんぽ」の
市民参加リーディングの公演でした。ほんの4日間くらいの演劇再体験が、
とてもとても楽しかったこと。
そこから、何気なく応募した一般向けの
「誰にでも書ける、あなたにしかかけない戯曲講座(初級編)」を経て、
気付けば、昨年9月から「本格的戯曲講座」に参加していて。
一緒に戯曲を書くことにチャレンジした3名は、
奇しくも、みんな同じ中学校エリアに、ほぼ同時代に生息していたことが判明して、
必然、というのは、なんとも不思議なご縁を紡ぎだすんだな、と思ったものでした。
女子大生時代に、演劇部をちょこっとかじったとはいえ、未知の道。
戯曲を書いている最中は、
日頃のライター業で使う脳とは別のところを使うため、
かなり悶絶しておりました。
もはやワンダーランドな物語を紡げる年齢ではないため、
どうしても自分の人生がにじみ出てしまう作品に。
そのため、台詞を書きながら、パソコン前で涙することもありました。
バイオグラフィーワークでも、自分の人生を振り返る作業をしますが、
「あたしゃ、いったいなんでここまで人生ふりかえってるんだい!」と、
自分でつっこみ入れたりもしながら…(^_^;
でも、心のどこかでは、「これは必要なプロセス」としっかり認識はしておりまして。
何とか初稿は書き終えたのですが、まだまだ手を入れたい気持ちが満載です。
さて。
そんなこんなで、自分の意図せぬ力にどんぶらこ、と流されて、
いつの間にか参加することになってしまっていた「シアターラボ2018」。
この企画は、何度も取材したことがあったはずなのに、
その仕組みやそこで起こっている深遠なことが、こんなにも分かっていなかったのか、
とがく然としました。きっと終わる頃にはもう少し理解できていることでしょう。
が。
今は、この流れを楽しむのみ(^^)
戯曲講座でご一緒した、淵よう子さんの作品が舞台化になります。
シアターラボは市民参加企画で、一般公募の市民の皆さんで2週間限定の劇団をつくり、
一つの作品づくりを実験&実体験する、というもの。
ラボ、というだけに、いろんな人といろんな感性が出合い、響きあい、
さまざまな化学反応が起きそうです。それを想像するだけで、涙腺ゆるみます52歳(苦笑)。
わたしは演出助手として参加します。
タイトルは、「ネコに無礼講」
*3月9日 14時/18時 *3月10日 13時
*全席自由 500円
*北九州芸術劇場 創造工房・稽古場にて
ぜひっ、ご覧ください!!!!
席数が50席ほどで少ないため、チケットは早めの売り切れが想定されます。
ご関心のある方、チケットご希望の方はコメントまたはメッセージお寄せください。
作・演出の淵さんのブログはこちら
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未知の道、みち、がんばる〜♪